自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
小雪の漢方養生
小雪とは、11/22から大雪(12/7)までの期間。
北の地方から雪の便りが届く頃ですが、雪といっても、さほど多くないことから小雪と言われます。
ちなみに「こゆき」ではなく、「しょうせつ」と読みます。
今年は、立冬を過ぎても日中は暖かく過ごしやすいですね。
でも、着実に朝晩の冷え込みは強くなってきていて、冬がすぐそこまで来ているのを感じます。
自然界では、陰陽は固定されたものではなく、常に動いています。
この陰陽は私たちの体の中にも存在し、自然界と同じように常に動いて陰陽のバランスをとっています。
そのため、同じ人であっても、季節によって養生は変わります。
体内の陽は、体を温めたり、活力となる「氣」
体内の陰は、体が熱し過ぎないように冷ましたり、精神を安定させる「血」と「水(津液)」
体内の陰陽のバランスは、どんな人も加齢とともに変化し、乱れやすくなります。
さらに、加齢だけでなく、季節などの外側の環境、疲れ、ストレスなどによってもバランスが乱れます。
・何だかいつもより眠たい
・何だか頭痛がする
・何だか皮膚がかぶれてしまった
・何だかイライラする
・何だか気分が落ち込む など
病気ではないけど、こんな不調を感じた時は、陰陽のバランスが乱れてきていることを体があなたに伝えています。
「不調」=「ダメな私」ではなく、自分の体からの声(サイン)を感じ取れたことを喜び、活用しましょう。
なぜなら漢方では、不調に気づくことが健康の扉を開く「大切な鍵」だからです。
漢方を武器にすれば、出ている不調で体のバランスの乱れがわかり、その原因もハッキリ知ることができます。
これが漢方の武器である「未病を治す」という考え方。
つまり、漢方を武器にすれば、不調に気づくことで未病の段階から養生する方法がわかり、病気に発展することを予防できます。
これから気温が下がる小雪の時期、体が冷えると頭痛、肩こり、胃痛、腰痛、生理痛など、さまざまな体の痛みや不調が出やすくなります。
自分が冷えている感覚があれば、痛みが出る前に養生ができます。
しかし、下記のような体の状態があると、自分の体の内側が冷えていることに気づきません。
・老廃物や余分な水分を多く溜め込んでいる
・体を冷ます陰液(血や水)不足で火照っている
自分の内側が冷えていることに気づかないと、ある日、突然、急な痛みや不調が現れます。
冬に起こる腰痛や激しい生理痛は、その代表格です。
でも、全ての不調は急に起こったのではなく、体内がずっと冷えていることに自分が気づかなかったためです。
そんな内臓冷えのトリックを見抜くための漢方の智慧を下記のブログで書いています。
【関連記事】
上記の記事にも出てきますが、内臓冷えには水分代謝やホルモン分泌が大きく関係しています。
その水分代謝やホルモン分泌を司っている五臓の「腎」は、とても冷えに弱い臓器です。
そんな冬の季節と関連が深い五臓の腎がコントロールしている女性ホルモンの働きに注目し、更年期のさまざまな不調のメカニズムやエイジングケアを下記で詳しくお話しています。
プレ更年期から女性ホルモンのバランスの乱れによって起こる急な体調の変化にも対応できる漢方の智慧です。
いつも寒くなると調子が悪くなるという方、更年期の不調やエイジングケアしたい方、それをサポートする方は、ぜひご活用ください。
好きな時間に学べる漢方動画講座
<女性ホルモンと更年期>
2023年小雪の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【リス】【クジラ】【ホーク(鷹)】
あなたは、人生という旅で望むところへたどり着けるか心配なあまり、準備ばかりしていて先に進めなくなっていませんか?
「備えあれば憂いなし」というように、新しいことに対して準備を整えておくことは必要です。
でも、「迷子になるかも」という恐れを抱えたまま準備していたら、いくら準備しても心配は消えません。
クジラはどんな大海原を航海していても迷子になりません。
これは、自然界のものは天と繋がる羅針盤を内側に持っているからです。
あなたも自然界の一部なので、あなたの内側にも天と繋がる羅針盤があります。
だから、あなたも、天と繋がる羅針盤を使えば、人生という旅で迷子になることはありません。
この天と繋がっている羅針盤を使うには、緊張や我慢など自分を否定する頭のおしゃべりを止める必要があります。
それには、適度に休息をとり、美味しいものを食べたり、美しいものをみたりして、自分の感覚を研ぎ澄ますことが大切です。
そうすることで、あなたはあなたの内側の羅針盤を使うことができ、あなたが望む将来の形へと導くヒントを受け取ることができます。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(大雪)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、12/7(木)大雪にお届けします。
このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。
しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。
それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。
漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。