私は常々、知識ではなく智慧を伝えたいと思っています。
智慧とは、学んだことを私自身の経験や気づきと共に、私の言葉にして分かち合うことです。
そこで、私の今年の大きな気づきの1つを分かち合いたいと思います。
同じような意志を持っている方の何か気づきに繋がればと願っています。
振り返ると、2021年の私のテーマは
私の2021年は、何度もこのテーマと向き合うことになりました。
そのテーマとは、
「自分の枠を拡げる」
人は無意識でいると、つい今までと同じことをして留まろうとします。
生物の恒常性(ホメオスタシス)が働き、慣れたところ、慣れたことは、安心、安全です。
でも、私の心の奥(魂)が「もうその枠では窮屈だ」と、物事や人を通してハッキリとわからせてくれました(笑)
例え話ですが、いつも和食を好んで食べていたけど、食べたことがないポルトガル料理も食べてみたいと言っているような感じです!
初めてポルトガル料理を食べるのだから、どこで食べられるのか、何を食べたらいいのか、どう食べるのかなど、わからない事があって当たり前。
自分の枠の外は、知らないことばかりです。
その時に出る不安は、ただ自分が「見えない」「知らない」から起こる生体反応なだけ。
そこで、その時に大切だったのが以下のことでした。
自分より視座の高い人(その分野で経験豊富な人)と話すことで、自分が「見えていない点」「わかっていない点」に気づけること。
知らなかった事を知ることで不要な不安を抱くことなく、次の行動を自分で考えて動けました。
つまり、初めて食べるポルトガル料理の食べ方や美味しい料理を教えてもらったら、不安のドキドキが好奇心のわくわくに変わっていきます。
そのわくわくと少しのドキドキと共に行動して行くと、結果的に今まで和食しか食べていなかった私がポルトガル料理の味を知って枠が拡がったわけです。
これを自分が「教えてもらう側」と「教える側」の両方で体験したからこそ、このことの重要性が本当に肚落ちしました。
知らないことを苦手と逃げるのではなく、知らないことを教えてもらって使って行くという階段を1つずつ昇れば、自分もちゃんと高い視座で見られるようになります。
そうすれば、今までよりもっと見える景色が広がる。
始めからスムーズに出来なくていい
初めの頃はわからない事ばかりで、自分の出来なさにガッカリします。
でも、それは自分が低いのではなく、それを使う力がまだ低い(未熟な)だけと、心を立て直して続ければいい。
私の場合はパソコン関係が苦手で、正直、今でも得意な方ではありません。
でも、漢方の智慧や自分が表現したことで多くの方が幸せに暮らすのを見たい。
だから、自分より視座の高い人に教えてもらって、自分なりに使う工夫をしています。
自分では使えないと勝手に思い込んでいたWordPress、さらにはcanva、動画編集も、まだまだ初心者ですが、枠を拡げて使えるようになっている自分に今、喜びを感じています。
つい最近、「オペレーション主義」という言葉を参加したお話会で初めて聞いて、自分が感じていた事の確認ができました。
オペレーション主義とは、世の中がいろいろな物で便利に豊かになった分、努力をしない、行動をしないとなり、簡単に何でもスムーズに出来ることがいい事だと思い込んでしまう弊害。
ちょっと失敗すると、これは違ったと努力をしなくなったり、「願えば叶う」に依存して願っているだけで行動をしないこと。
苦労はする必要ないけど、必要な努力や工夫は大切。
ちょうど冬至の自然界からのガイダンスでも同じような事を受け取っていました。
▼冬至の自然界からのガイダンスの詳細
今年の私の気づきのように、やっぱり自分の足で必要な努力や工夫という階段を登ってきたことが大切だったんだと改めて感じる仕事納めです。
それが結果的に、自分の枠を拡げてくれます。
漢方を武器にすることも、これと同じ。
自分が慣れるために、必要な努力や工夫があると思います。
でも、無駄な努力をしないために、自分より視座の高い人(その分野で経験豊富な人)と話すことで、自分が「見えていない点」「わかっていない点」に気づけることが大切!
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きっとあなたの枠も拡がると思います。