お問い合わせは随時受け付けております

ブログ 自然界からのガイダンス

2021年冬至の漢方養生と自然界からのガイダンス

冬至の時期に健やかに豊かに暮らすために、必要な漢方の養生生活やメディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったものです。

 

冬至の漢方養生

冬至とは、12/22から小寒(1/5)までの期間です。

今日は、夜が最も長く、昼が短い日。

漢方の基礎理論である「陰陽五行」では、1年間を陰陽に分けた時、夏至から増えてきた陰の氣が冬至に最大となって陰が極まり、陰陽が逆転して今度は夏至に向かって陽の氣が徐々に増えていきます。

これを「陰が極まり、再び陽に戻る」という意味で「一陽来復」といい、新しい年の始まりである来年の立春(2/4)に向けて陽が再び戻り始める復活の日です。

新しい年に向けて厄払いし、健康で幸福に過ごせるようにと、昔から冬至はゆず湯に入ったり、南瓜を食べます。

 

私たち人も自然界の一部。

この陰陽は私たちの体の中にも存在し、自然界と同じように常に動いていて陰陽のバランスを取っています。

体を温めたり、動かして巡りをよくする「氣」の陽と、身体がほてらないように冷ましたり、鎮静させる「血」と「水(津液)」の陰です。

更年期の時期に出てくるのぼせ、ほてりなどのホットフラッシュ、眠りが浅くなる、何だか気持ちが落ち着かないなどの症状は、まさに陰陽のアンバランスから起こる不調の代表格です。

これは、体を冷ましたり、鎮静させる陰の不足が原因。

体内にしっかりと陰があるからこそ、熱しないように冷ませたり、鎮静できて心が落ちついたり、深い眠りに入れます。

だから、やっぱり陰陽のバランスが大切!

 

体内の陰陽のバランスは、どんな人も加齢とともに変化します。

しかし、加齢だけでなく、疲れ、ストレス、生活習慣によってもバランスが乱れます。

日々の生活の中で、自分の思い込みやいつの間にかパターン化した生活をしてしまうと、陰陽のバランスが傾いてしまうことも多い。

そのため、体からのサインをしっかり診て、体内の陰陽のバランスがどうなっているのか知ることが大切です。

漢方を武器にすると、そのことができます!

 

2021年冬至の
自然界からのガイダンス

自然界と繋いでくれたアニマル達

【ウマ】【オオヤマネコ】【コヨーテ】

あなたが早く夢を叶えたいと焦っている時は、旅をしているのに何も見ずに目的地へ向かおうとしているようなものです。

旅は、途中に出会う人の温かさを知ったり、初めてみる景気に心が魅了される醍醐味があります。

あなたの人生も、旅とまったく同じです。

目的地へ行く事ばかり考えていたら、旅を深く楽しむことができません。

 

そして、自然界に陰陽のリズムがあるように、陽の時はたくさん進めばいいし、陰の時は立ち止まって休めばいい。

明けない夜は、ありません。

誰かと比べるのではなく、自分の陰陽のリズムで歩めばいいのです。

 

また、時に間違った道に迷い込んで、失敗したと感じることもあるでしょう。

でも、それは失敗なのではなく、上手くいかなかった経験を1つ手に入れただけ。

自らの愚かさを知ったものは、成長できます。

欲しい未来(目的地)へ行くために、自分自身から目をそらさずに、頭を柔らかくして努力しましょう。

苦労する必要はありませんが、自分で歩くという努力は必要です。

 

以上が自然界からのガイダンスです。

ぜひ、次の節気(小寒)まで意識してみてください。

次回の「自然界からのガイダンス」は、1/5(水)小寒にお届けします。

 

メルマガでも受け取れます

7日間無料メール講座が終わった後は、二十四節気ごとに漢方養生と自然界と対話して受け取った「自然界からのガイダンス」も、メルマガにて受け取れます。

ご希望の方は、まずはこちらから読んでください。

こちらをクリック
↓ ↓ ↓

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

-ブログ, 自然界からのガイダンス

© 2023 すてらす 薬を売らない薬剤師・藤巻祥乃がご案内する漢方というライフスタイル