自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
夏至の漢方養生
夏至とは、一年で昼間が最も長く、陽が一番極まる日で、6/21から小暑(7/6)までの期間も示します。
夏至は、陽のエネルギーが長い時間たくさん降り注ぎます。
だから、現在は6/30に行われている夏越の大祓という心身の穢れを祓い清める神事は、昔は夏至に行われていました。
漢方には「冬病夏治(とうびょうかち)」という考え方があります。
「冬の不調や病は、夏の陽気で治す」という意味です。
冬の不調や病とは、慢性的な冷え、アレルギー性鼻炎、関節痛、風邪をひきやすい、喘息、リウマチなど「氣」である陽の不足で起こります。
こういった体内に潜む寒の邪気は、夏の自然界に溢れている陽気を利用すると追い出しやすくなくなるからです。
つまり、漢方の智慧を活用して適切な夏の過ごし方をすることで、蒸し暑い夏に夏バテしないだけでなく、冬に起こりやすい不調や病気も未然に防ぐことができます。
また、梅雨時や暑くなる夏に、下記のことを見直すことも大切です。
このように季節と調和して快適に暮らすことも、漢方を武器にするとできます。
ただし、人それぞれ体質が違うので、体質によって季節から受ける影響が違います。
例えるなら、壁に向かってボールを投げた時の跳ね返ってくるボールの変化と同じです。
季節の影響という同じボールを投げても、壁であるその人の体の状態が違えば、跳ね返り方が違います。
そのため、お客様やあなた自身の体からのサイン(症状)を漢方の智慧を使って読み解くことが大切です。
暑くなってくると皮膚にトラブルが出る、湿度が高くなると体が重だるくて胃腸の調子が悪いなど、体からのサイン(症状)を気のせいとスルーせずに大切に扱ってくださいね。
そうすることで結果的に、誰もが本来持っている自然治癒力が働きやすい環境に整えていることに繋がります。
漢方を武器にして体質を読み解くと、その人の実際の生活の中で不要な生活習慣だったり、積極的にやるといいことが見えてきます。
なぜなら、漢方=漢方薬ではなく、日常の暮らしの中で食事、生活習慣、心の持ち方を整えることで自分の自然治癒力を高め、体質改善できるのが「漢方」だからです。
人それぞれ体質が違うので、同じ不調でも整え方が違います。
それが漢方の智慧を使う時の原理原則である「同病異治」です。
理論的に正しいことであっても、体質に合っていなければ、そのお客様にとっては不正解な情報。
つまり、体質に合った情報でないと、正しい努力にならずに不調が改善しないばかりか、毒にもなります。
でも、あなたが漢方カウンセリングでお客様の体質をしっかりと弁証してあげれば、お客様が自分に合った情報を取捨選択できるようになっていきます。
2024年夏至の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【トカゲ】【バタフライ(蝶)】【シカ】
あなたは、今、自分に合わなくなった古い習慣や古い価値観を手放し、再生を加速させる時です。
私たちは修復力(レジリエンス)を持っていて、人生は成長の循環です。
今の感覚を大切にし、これまでとは違う視点で自分の世界(生活や仕事)を見つめましょう。
新しい視点から世界を見ることで、広がりと自由さを手に入れられます。
それには、人との対話によって当たり前すぎて気づけていないことや心配し過ぎていることに気づくことが第一歩です。
また、今、たっぷりの睡眠をとることで、必要なメッセージを受け取ることもできます。
そうすることで、あなたは、ありのままの美しさが溢れだし、どんな存在をも癒す力となります。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(小暑)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、7/6(土)小暑にお届けします。
このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。
しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。
それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。
漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。