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ブログ 心の持ち方

運や直感を使って人生を豊かにするために大切なこと

2021年10月31日

 

自然界のリズムに乗るには

自然界には、下記のようなにリズムがあります。

春 種まき、芽吹き
夏 生長、開花
秋 実り、収穫
冬 種を作る、土壌調整

 

このリズムに乗ることで、物事が結実します。

また、このサイクルは、収穫して終わりではなく、豊かさの循環も生まれます。

 

私たち人も自然界の一部なので、あなたの人生にも、このリズムがある。

この人生のリズムは、年単位もしくは、月単位で繰り返されていて、人それぞれ違います。

だから、今、自分は、どんな時期なのかを捉えて、その時に大切なことをやる必要があるわけです。

 

それには、あなたの人生の乗り物である「身体」が調整されていることが大切。

これは、本当に重要です!!!

 

 

こんな事を感じたことがないですか?

体調がスッキリしている時は、「あら!何だかスムーズに物事がはこぶ」「私、ラッキーかも!」と、いろいろな事がスルスルと進む。

「あ!これいいかも」と直感が働き、気づいたことを億劫がらずに、いつの間にか行動している。

 

逆に、体の調子が悪い時は、何をやるにも、慎重になり過ぎて冒険が出来なくなり、自分の枠から出られなくなる。

または、急に焦りが出て来て、闇雲な行動をしてしまい、何だか上手くいかずに、ちぐはぐになってしまう。

 

つまり、体調が整っていないとは、植物が生長するための土壌が整っていないような状態です。

だから、それぞれのリズムでこのようなことが起こります。

・種まきの時期なら、発芽しない

・生長の時期なら、花が咲かない

・実りの時期なら、実が熟さない

 

そこで、私が多くの方の漢方カウンセリングをしてきて感じたことがあります。

 

それは、今、必要な直感や運気は、誰にでも降り注いでいます。

しかし、それをちゃんと受け取って使えるかどうかは、あなたの体調次第ということ。

 

漢方医は、昔から運気を脈で診ていたんです!

脈を診ることで体の状態がわかります。

つまり、運をつかめるかどうかは、体の状態を診ればわかるということです。

※運気とは

自然界の現象に現れる人間の運勢。

天地・人体を貫いて存在するとされた五運と六気。

人間の脈にも現れるとして漢方医に重視された。<広辞苑より>

このことをもう少し補足します。

人は、体調が整っていることで、精神を安定させ、思考を明晰にする「血(けつ)」が五臓の肝(かん)に満たされて、直感が冴えます。

しかも、五臓の肝(かん)に血が満たされていたら、受け取った直感を迷いなく行動にうつす決断もできます。

 

自分を信頼して度胸のある人を「肝(きも)が据わっている」とよく言います。

この肝(きも)が漢方でいう五臓の肝(かん)。

つまり、五臓の肝に精神を安定させる血が満たされることで、不安に揺さぶられなかったり、常識や過去の枠に囚われずに人生の重要なチャンスや転機を逃しません。

 

さらに、体が整っていると、やる気である生命エネルギー「氣」が満たされているので、恐れや迷いで行動を邪魔されない。

漢方で診た時、体調が整っているとは、こんな心身の状態です。

 

こんな事を私は、漢方を通して関わるお客さまからたくさん見せてもらったり、自分自身でも体験してきました。

 

漢方を武器にすると、身体を整えるだけでなく、こんな心と身体の関係もわかるようになります。

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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