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ブログ 漢方薬について

「ピンチ」は、最大の「チャンス」!

秋といえば
「実りの秋」「食欲の秋」

秋は、新米、栗、きのこ類、さつまいもなど、自然界から天地の「氣」をたっぷりと蓄えたおいしい食材が収穫される季節。

これから寒くなる冬に備えて、元気のもとである生命エネルギー「氣」を補うのにぴったり。

でも、美味しいと、ついつい食べ過ぎますね!

しかも、新しい生活様式になって仕事がリモートの人も増え、自ら意識して動かないと、日常での動く量は明らかに減っています。

さらに、この環境下で愉しみが少ないから、ストレス発散の手段が飲酒や食事になっている方も多いのではないでしょうか。

飲酒や食事を愉しむのは、人生の豊かさにとって大切なこと。

しかし、飲酒や食事がストレス発散の手段になると、多くの場合、体のバランスが崩れます。

 

あなたは、今、こんなお悩みはありませんか?

秋物を出して着たら、きつくなっていた

体重が増えてしまった

コレステロール値が上がってしまった

肝臓の数値に異常が出た

尿酸値が上がってしまった など

 

何となく体の調子が今ひとつ良くないと自分で感じつつも、スルーしていたら、こんな現実を見せられてハッとした人も多くいます。

そこで、数字として現実を見せられた多くの人から、こんな質問をよく頂きます。

 

『ドラッグストアでよく見かける「肥満に効果がある」という漢方薬の「防風通聖散」の効果は、どうですか?』

 

この質問に対する答えは、下記の両方です。

「効果がある人もいます」

「効果がない人もいます」

 

不特定多数に向けた情報や広告に要注意

これは、肥満の漢方薬として有名な「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」だけの話ではありません。

 

不妊治療に「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」

子宮筋腫に「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」

アトピー性皮膚炎に「温清飲(うんせいいん)」

更年期の不調に「加味逍遥散(かみしょうようさん)」

 

全部、同じ答えです。

これは、漢方の独特な考え

「同病異治(どうびょういち)」

同じ病気(症状)でも、人それぞれの体質によって治し方が違ってきます。

 

肥満にも、いろいろな体質があります。

・脂っこい物、甘い物、暴飲暴食している体質

・胃腸の働きが弱くて、水分を溜め込んでいる体質

・ストレスで巡りが悪くなり、溜めこんでいる体質

・血の巡りが悪くて、老廃物を溜めこんでいる体質

・加齢で基礎代謝がおちている体質 など

 

同じ肥満でも、防風通聖散が合う「体質」の方の肥満には効きます。

しかし、違うタイプの体質の人が服用すると、痩せないばかりか、下痢や腹痛のような辛い症状を起こすこともあります。

だから、肥満(ダイエット)=防風通聖散のわかりやすい広告に走らないでください。

 

どんな症状でも、漢方薬を使う場合は、しっかりとその人の体質を診ることが大切です。

 

不調や検査数値が悪くなったなどのネガティブな現実に直面すると、憂鬱な気分になります。

しかし、大きな病気になる前に身体が教えてくれた「チャンス」と捉えて、ぜひ身体を整えてください。

 

漢方薬を使わなくても、体質改善はできます。

その事については、下記を参考にしてください。

あなたは、こんなもったいない勘違いをしていませんか?

 

自分の体質を知って日常の中で体質改善し、根本的に体を変えたい方は、下記をご活用ください。

個人セッション

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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