皆さんは「〇〇体質」だからと、自分の不調や病気を諦めていることはないですか?
例えば、喘息、アレルギー性鼻炎、子宮筋腫、卵巣嚢腫、ポリープ、頭痛、繰り返す皮膚トラブル・・・など
それって本当でしょうか?!
実は、私も諦めそうになったひとり!
私は、30歳の時に卵巣嚢腫の腹腔鏡手術を受けて、1年もしない内に再発しました。
その時に担当医から「あなたは卵巣嚢腫がポコポコできやすい体質だから、しょうがないわね」と言われて、正直、がっかりした経験があります。
しかし、探求心が強い私は、そこで諦めませんでした。
「体質だから、しょうがない」は、本当のことなのだろうか。
そんな素朴な疑問が生まれたのが始まりです。
その探求心のお陰で漢方(中医学)に出会い、「卵巣嚢腫ができやすい体質」=「卵巣嚢腫が出来てしまう」ではないことを自分の身を持って実感したわけです。
実際に、漢方の理論で私の体質を読み解くと、「卵巣嚢腫ができやすい体質」です。
しかし、漢方を武器にしてからの私は、生まれもった体質「卵巣嚢腫ができやすい体質」はありますが、卵巣嚢腫はできていません。
あんなに辛い症状で悩んだ後のこんな衝撃の事実が私の奥深くの熱い思いを目覚めさせました。
その熱い思いから医療現場を離れ、そのことを多くの人に知って活用してもらいたくて今の仕事をしています。
この仕事を始めてからずっと言い続けてきた事
『漢方とは、「漢方薬」のことだけではありません。心と身体からの声を読み解く智慧です。』
つまり、漢方の智慧という素晴らしいものを病気で漢方薬を使うだけでは本当にもったいない。
だから、「漢方」を使うのは医療者だけではなく、ヘルスケアに携わるセラピストさん、ヨガのインストラクターさん、お料理教室の先生など、健康をサポートする方に漢方を使ってもらい、より多くの人が漢方を日常に取り入れて幸せに暮らすことを願っています。
下記の記事で漢方が「漢方薬」だけではないことをお話しています。
今では、私をがっかりさせて、私の探求心に火をつけてくれた担当医に感謝しているくらいです。
今の体の状態とは?
もともと私たちの体には自然治癒力が備わっているので、不具合があれば修復して、健やかになることがデフォルトです。
そのため、不調や病気は下記のA + B の体の状態が現れた結果です。
A:生まれつきの体質
B:後天的に体内のバランスの乱れを作り出す生活習慣や思考グセ
簡単に言うとBの部分は、無意識からやってしまっている心と身体の習慣
このBの部分を改善することが体質改善になります。
担当医が「体質だからしょうがないね」と言っていた部分は、Aのこと。
しかし、Aは、あくまでも「卵巣嚢腫ができやすい体質」であって、実際にそれだけで卵巣嚢腫ができるわけではないのです。
なぜ、そんな事がいえるかというと、実際に私が身を持って体験したからです。
つまり、Aの「卵巣嚢腫ができやすい」という生まれつきの体質があっても、漢方を武器にしてBの部分を改善したら、卵巣嚢腫ができなくなったという事実。
だから、何か不調や病気のサインが出ているとは、日々の生活の中で自分には不要な思いこみや生活習慣であるBの部分に「気づいて手放しなさい」のサインだということです。
更年期の不調サインを受け取り、体質診断セッションを受けて頂いた方からのご感想をご紹介させていただきます。
先日は、漢方の体質診断セッションをありがとうございました。
私は、なんでもできるだけ自分で解決しようとする傾向があるので、今回、本当に先生にセッションしていただいて良かったです!!
わかりやすい言葉で、私の体質を説明して頂き、なぜ、こんな症状を引き起こしてしまったのか、謎が解けました。
セッション後、なんといっても睡眠時間を増やしたことで、本当に便秘が改善してきていますし、ホットフラッシュ回数が減りました!
体が変わってきたら、水分の摂る量も変わってきて、正直、びっくりしています。
そうしたら、仕事の集中力が上がり、「私は相当疲れていたからだ」と気づけました(笑)
さらに、先生の言葉やメディスンカードのメッセージで、ハッとしました。
まさに、新たに生きることに気づかせていただき、本当にセッションは、大きなターニングポイントになりました!ありがとうございます。
それから、継続サポートの方から嬉しいご報告も届きました。
藤巻先生、今日は、嬉しいご報告です!
卵巣嚢腫ですが、再検査で両側とも認められないと言われました。
先生にアドバイス頂いたことをもとに生活を見直して、今、3ヶ月になりますが、再検査前は、両側に指摘され、右は約2センチでした。
排卵が近く卵胞が育つと、その位の大きさに見えることもありますと説明を受けましたが、やはり生活を改めたことが大きかったのではと思っています。
身体に良かれと、冷やさないように注意していると自分では考えていても、やり方が間違っていたり、無意識の習慣で反対のことをしていることも多かったのではと、先生とお話していて気付いたように思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
こんな風に幸せな人が増えることは、本当に嬉しいかぎりです!
症状が辛かったり、立て直すサポート力が必要な場合は、漢方薬のアドバイスもしますが、上記のおふたりは、漢方薬を使っていません。
私たちは、自分の生活や思考のクセは、あまりに当たり前すぎて、自分では見えなくなっていることがとても多い。
そうすると、先程、説明しましたBの部分である「無意識からやってしまっている心と身体の習慣」の影響で病気や不調のサインを受け取ることがあります。
だから、人の力を借りて自分を客観的に診る部分と、それを知って自分で改善していく部分の両方が必要になります。
「体質だから」と諦めずに、自分の体質を知って不要な生活習慣や思考クセを見直し、体質改善しませんか。
あなたが漢方を武器に加えると、お客さまの体質改善、病気の予防をお手伝いすることができます。
もちろん、漢方を武器にすれば、自分自身や愛する家族にも使うことができます。
そんな漢方を武器にしたい方は、まずは漢方を武器にするコツやポイントをお伝えしている下記を読んでみてください。