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ブログ 動画講座 漢方の考え方

漢方で考える不調や病気の原因とは

2022年1月7日

新しい年が始まり、多くの方が「今年も元気に過ごせますように!」と願うことと思います。

このコロナ禍の2年間で医療者任せではなく、自分での体調管理の大切さを実感した方も多いのではないでしょうか。

ところで、あなたは体調管理のために「体によい食材を摂る」「サプリメントを飲む」など、自分に与える(足す)ことの方が多くないですか?

もちろん、バランスが大切なので、足りなければ与える(足す)ことも必要です。

 

ちょっと想像してみてください。

泥水の中に最高級の水を足していったら、どうなりますか。

結局は、泥水が増えるだけです。

 

あなたは泥水の中に、一生懸命に高い水(体にいい食材やサプリ)を足してしまっていませんか?

ちなみに、下記は体内に泥水が溜まっている初期サインです。

  • 何だか身体が重だるい
  • 太った体重が戻らない
  • 朝、スッキリと起きられない
  • 何だか気持ちがスッキリしない    
  • 何だかやる気が出ない

 

漢方で不調改善の一番の基本は

漢方で不調や病気の原因の多くは、体内に不要なものを溜め込むことと考えています。

そのため、漢方の一番の基本は、不要なものをまずは「出すことが先」です。

なぜならば、体内の不要なものは心と身体の正常な働きを邪魔するからです。

そうすると、いろいろな不調や病気に発展します。

 

漢方では、体内に溜め込んだ不要なもののことを、痰湿(たんしつ)やお血(おけつ)といいます。

簡単にいうと、この痰湿やお血は、老廃物が混ざった血液や体液のようなもので先程の泥水です。

つまり、漢方では、痰湿やお血は、もう体では利用できない産物で不調や病気の原因物質と考えます。

 

暴飲暴食していないのに、なぜ太る?!

そこで、不要なものを体内に溜め込むというと、多くの方は暴飲暴食などの食べ過ぎを想像します。

もちろん、暴飲暴食を続けていたら、代謝が追いつかずに体内に不要なものを溜め込んでしまいます。

しかし、漢方的に体を診ていくと、実は、普通に食べていても不要なものを溜め込んでいる人か多い。

これは、内臓が快適に働く環境や時間帯を知らないで、自分の慣れたクセで生活してしまっているからです。

 

漢方では、不要なものを溜め込むのは内臓の働きがベストパフォーマンスを発揮できずに、体内に老廃物が残ってしまうからと考えています。

つまり、内臓の働きがベストパフォーマンスを発揮すれば、ちゃんと余分なものが排泄されて、老廃物である痰湿やお血を溜め込みません。

そうすれば、太らないし、不調や病気まで発展しません。

漢方には、このことを理論立てて説明する智慧があります。

 

不要なもののお掃除は、ファスティングがいいの?

体内の不要なもののお掃除として、ファスティングをよく耳にします。

ファスティングは、食を一時的に止めて体内の大掃除をし、本来持っている免疫力や解毒する力を取り戻す健康法。

 

例えるなら、ファスティングは、年末の大掃除のようなもの。

そして、漢方の智慧を使って暮らす事は、日々の中で使ったものをサッと片付けておくようなものだと私は考えています。

 

あなたは、年に一度大掃除をするからと、日々の中で使ったものをそのままにしますか?

だから、体調や目的に合わせて使い分ければいいのです。

漢方の智慧を使って内臓がベストパフォーマンスを発揮すれば、不要なものを溜め込まない体づくりができます。

そうすれば、日々の生活の中で体内に不要なものを溜め込まず、年に一度の大掃除も楽になります。

不要なものを溜め込むことで起こる不調のメカニズムや日々の養生が知りたい方は、下記がおすすめです。

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このような考え方をする漢方をあなたも、武器にしたいと思いませんか!

まずは漢方を武器にするコツやポイントをお伝えしている下記を読んでみてください。

 

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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