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漢方の季節の養生とは?季節からの影響を加味して健康をサポート

2022年4月29日

寒暖差はありますが、徐々に気温が上がってきて「陽」が高まる夏へと季節は動いています。

自然界の動きは、パッと切り替わるのではなく、陰陽の絶え間ない変化を繰り返しながら動きます。

私は、花粉症や肌あれの人が増えると「春が来た」とか、胃腸の不調やむくみが辛くなる人が増えると「夏が近づいている」といったように、お客さまの体の相談内容でも、その時期の季節を実感します。

 

漢方で季節からの影響は、重要項目

春は、やたらとお腹が空いて過食になったり、頭痛や肌あれが出やすいお客さまが多くないですか?

まさに、私の個人セッションでも、春はデトックスしたがっている症状が体から出ている方が増えます。

これは、その季節に体が適応しようとしているからです。

だから、漢方を武器にして健康をサポートする上で体質を見極めるのと同じくらい大切なことは、「季節からの影響」を知ること。

そして、その「季節からの影響」をその人がどのくらい受けているかを加味してサポートすることが重要です。

それがなぜかは、漢方の基礎を学んだ方なら、もうおわかりですね!

漢方の原理原則「天人合一」

天である自然界の動きと私たち人の体内の働きは、一体で共鳴するという考え方

これは、漢方を武器にして健康をサポートする上で、とても大切なこと。

 

【関連記事】

漢方で体質を見極めるのと同じくらい大切な事とは

 

漢方の季節の養生の起点とは

漢方では、3か月ごとに春夏秋冬の養生のポイントを「発陳(はっちん)」「蕃秀(ばんしゅう)」「容平(ようへい)」「閉蔵(へいぞう)」で表しています。

それぞれの季節の起点は、二十四節気の立春(2月初旬)、立夏(5月初旬)、立秋(8月初旬)、立冬(11月初旬)。

ここで使われている二十四節気とは、太陽の動きをもとに1年を24等分して季節の変化を細かく把握するために古代中国から日本に伝わったもの。

そのため、二十四節気と今の日本の実際の季節感にズレが生じます。

これは古代中国と今の日本の平均気温を比較すると、暑さや寒さのピークが古代中国の方が1~2ヶ月早いためといわれています。

そこで身土不二(しんどふじ)という観点から自分が住んでいる気候風土に合わせるのが大切。

※身土不二とは、人は天、地、人の三位一体の世界で生活していて、天と地という気候、風土(土地)によっていかされていること。

そんなことから、日本で実際に季節に対応していくには、約1か月半遅らせた春分(3/21)、夏至(6/21)、秋分(9/23)、冬至(12/22)がいいと私は思っています。

春分、夏至、秋分、冬至は、漢方が大切にしている陰陽の分岐点だからわかりやすいですよね!

 

漢方を武器にする単発講座
日常の不調から学ぶ漢方基礎シリーズ

漢方を武器にする単発講座は、【日常の不調から学ぶ漢方基礎シリーズ】として、ただ単なる季節の養生だけではなく、その季節に起こりやすい不調を題材に漢方の基礎をいろいろな切り口でお話していきます。

なぜならば、漢方の基礎を具体的な不調と絡めて話すことで、実際に使える智慧にしてほしいからです。

もちろん、私が得意とする「翻訳」を使ってわかりやすく漢方の基礎を説明します。

第一弾は、不要なものを溜め込むことで起こる不調のメカニズムと対策<デトックス>をお話したのが「発陳編」です。

現在は開催は終了し、好きな時間に学べる動画講座として発売して多くの方にご活用いただいています。

体重を落としたい、食べ過ぎて胃もたれするのを防ぎたい、体内の不要なものをデトックスして不調を改善したい方は、下記をご覧ください。

好きな時間に学べる漢方動画講座

 

今後の漢方を武器にする単発講座の予定

日常の不調から学ぶ夏の養生
「蕃秀編」 5/30(月)開催決定

日常の不調から学ぶ秋の養生
「容平編」 9/3(土)開催決定

日常の不調から学ぶ冬の養生
「閉臓編」 12月上旬

 

夏の養生ポイントである「蕃秀」とは、自然界で花が生き生きと咲くように、私たちの心と身体をしっかり開花させて、余分な熱をさまして元気に暮らすこと。

夏は高温で「陽」が高まりやすく、陰である「血」と「水」を消耗しやすい季節です。

夏の暑さで陰の不足から体内に熱が旺盛になると、さまざまな不調が起こります。

その不調の代表格が寝付けない、眠りが浅い、夜中に起きてしまうなどの「不眠」

あなたも暑い夏に「何だか寝付けない」「何度も起きてしまう」という経験をしたことがあると思います!

質のよい睡眠が取れないと、体力の回復が十分にできないために免疫力が下がったり、五臓六腑の働きも乱れます。

そうすると、夏に起こりやすい熱中症や夏バテだけでは終わらず、感染症、口内炎、めまい、腰痛、帯状疱疹、生理不順、不正出血など、さまざまな病気に発展します。

そんなことから、体内の陰陽のバランスは、とても大切です。

そこで、5月の「蕃秀編」の講座では、陰陽のバランスを深く知るために「不眠」という不調を取り上げ、下記の日程で開催します。

日常の不調から学ぶ夏の養生「蕃秀編」
【日 時】5月30日(月)14:00~15:30
【場 所】オンラインシステムZOOM

 

この陰陽のバランスは、夏に関わる不調だけでなく、いろいろな事に活用できます。

例えば、更年期世代の人のさまざまな不調です。

現在、メルマガ読者さま先行募集が始まり、早速お申込みを頂いています。

一般募集は、5/2から開始しますので、気になる方は、日程を手帳に書き込んでおいてください。

 

漢方の智慧をお客さま、自分や家族の健康管理に役立てたい!

そう思って漢方を学んだけど、何だか難しくてよくわからない。

そんな方は、まずは漢方を武器にするコツやポイントをお伝えしている下記を読んでみてください。

 

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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