2023年白露の漢方養生と自然界からのガイダンス

藤巻

白露の時期に健やかに豊かに暮らすための漢方の養生をお伝えします。

自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。

白露の漢方養生

白露とは、9/8から秋分(9/23)までの期間で、夜間に大気が冷え込み、草木に朝露がつくことから朝晩の気温が下がって肌寒くなってくる時期のことです。

まだ日中は暑さが残ることもあり、つい薄着で油断して冷えてしまいがちです。

特に明け方の冷たい空気で体が冷やされると、腰痛、首の寝違え、足がつりやすくなるのでご注意ください。

また漢方でも使われている「万物は、5つの要素である木・火・土・金・水から成り立つ」という五行説では、秋という季節は五色で示すと白なので「白露」に使われているとも言われています。

季節が動いて行くと洋服を衣替えするように、ご自分の体からの声を聞いていつもの食材や生活習慣に固定するのではなく、気候に合わせて変化させていくと外側からの影響で体調を崩すことなく元気に暮らせます。

例えば、暑い夏にたくさん食べていたキュウリやトマトなどの夏野菜や冷たい飲み物を減らしていくなどです。

夏は体内に陽気が盛んなため、その熱を冷ますために体の熱を鎮める夏野菜が必要だったり、冷たい飲み物を摂っても冷え過ぎずにすみました。

しかし、外気温が下がってくると、体内の陽気が減って体内に溜めておける水分量が減ります。

また、体内の熱を冷ます必要がないので、それらを摂り続けると体内が冷え過ぎてしまいます。

白露の時期になると、昼間の残暑のために夏の感覚でアイスコーヒーとか麦茶を飲んだら、下痢してしまったという話を毎年聞きます。

これは、体の表面が暑く感じても、体内(内臓)はもう冷えていることを教えてくれるサインです。

しかも、五性でみると、コーヒーや麦茶は、ホットで飲んでも身体を冷やす性質の飲み物なので注意してください。

なんだか食欲がない、お腹の調子がイマイチ、やる気が出ないなどの体からのサインを受け取っていたら、特に胃腸(内臓)を冷やさないようにしてください。

こんな症状をスルーしてしまうと、体のバリア機能が弱って、また流行り出しているコロナやインフルエンザに罹ってしまう可能性があります。

もし、今、朝晩の気温が下がってきて水っぽい鼻水が出たり、くしゃみが連発するようなら、体内が冷えていて余分な水分を蒸発できずに溜め込んでいるサインです。

一方で、のどの渇きや肌の乾燥などが今、気になり出した人は、夏に消耗した体内の陰液(水や血)が回復できずに不足してしまっているサインです。

体内の陰液が不足したままでいると、体内を冷ませなくて熱が体内にこもってしまいます。

そうすると、その余分な熱によって汗をかいてしまったり、体内の水分が蒸発してしまい、体内の潤いが戻りにくくなってしまってしまう可能性があります。

特に、更年期世代は、涼しくなってきているのに、なんだか体に熱がこもって熱く感じて冷たい物が飲みたくなったり、眠りが悪くなる、便秘がちになったら要注意です。

体内に留めておける水分量、熱量は年齢や体質によって人それぞれで、かなり違います。

漢方を武器にすると、体からのサインの意味がわかり、今の体の状態に合わせた調整の仕方がわかります。

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下記の秋の養生「容平編」を使って、漢方の知識をブラッシュアップして武器にしてください。

日常の不調から学ぶ秋の養生「容平編」

2023年白露の
自然界からのガイダンス

自然界と繋いでくれたアニマル達

【カラス】【イタチ】【ジャガー】

あなたは、自分の気持ちに正直な言動をしていますか？

自分の気持ちに正直にならないと、言葉と行動が一致しなくなります。

あなたの言葉と行動が一致していなくても、誰も気づかないかもしれません。

でも、自分の本当の気持ちを誤魔化していると、あなたはあなた自身との信頼関係が築けなくなります。

日々の忙しさに流されず、自分の正直な気持ちと向き合うことが大切です。

そして、自分が不得意なこと、出来ないことを隠したり、責めるのではなく、ありのままのあなたを出して足りない部分は他者の助けを受け取ることです。

自分が足りない部分を出すことは、少し勇気がいることかもしれません。

しかし、今のありのままを出すことが真の強さであることを思い出してください。

そうすることで、自分を信頼することができて、ありのままの自分という誇り高い美しさと強さが輝き出します。

以上が自然界からのガイダンスです。

ぜひ、次の節気(秋分)まで意識してみてください。

次回の「自然界からのガイダンス」は、9/23(土)秋分にお届けします。

このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。

しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。

それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。

漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。

漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。