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お客さまの声 ブログ 漢方を武器にするコツ

自分の経験は、漢方の技を磨く最高の題材のひとつ!

 

先日、セラピストさんが自分の体のご相談で個人セッションを受けてくださいました。(上記の写真はイメージです)

そのご感想が私のサービスを受けたセラピストさんや専門家の方からよく聞くご感想でした。

同じような立場の方の参考になればと、掲載のご了承を頂きましたのでご紹介させていただきます。

 

お客様視点で自分の漢方の技をブラッシュアップ

 

セラピストさんから頂いたご感想です。

先日は、楽しくてためになるセッションをありがとうございました!

定期的に経過観察している子宮筋腫の大きさが思いがけず少し成長してしまい、自分では「なぜ???」となり、思い切って個人セッションを申し込みました。

正直、セラピストとして自分が自分のことを上手く整えられていないことが恥ずかしくて、セッションを申し込むのに時間がかかりました。

セッションを受けてみて、悩まずにさっさと受ければよかったと思いました(笑)

今回、セッションを受けて本当に良かったです。

自分では見落としていたところに気づくことが出来たし、「そんな部分まで聞くんだ!」と勉強になりました。

説明して頂いたことが自分の中でいろいろと繋がって腑に落ちました。

体は常に変化しているのはわかっていながらも、自分のことは自分がうまく誤魔化してしまえることを痛感。

「何だかいつもと違うかな?!」と感じたら、客観的に専門家と話すことが大事ですね。

体の不調をなんとかするというだけでなく、生きるということそのものを伝えてくれるようなセッションでした。

ありがとうございました。

 

本音のご感想と分かち合いをご承諾頂き、ありがとうございました。

ご感想に書いてある「自分が自分のことを上手く整えられていないことが恥ずかしくて」という気持ち、とてもわかります!

昔は、私もそう思って自分を窮屈にしていたことがありました。

でも、冷静に考えたら、整えることをサポートする側も人間ですから!

あまり完璧な人だったら、何だか相談しづらくないですか~(笑)

よく人は、自分がたくさん悩んだり、たくさん経験したことで、磨かれて専門家になれると言われます。

しかも、お客様の立場を経験することで自分の漢方の技をブラッシュアップすることができます。

 

経験や悩みがあるからこそ、漢方の技も磨かれる

 

私も自分の体でたくさん悩んで、たくさん失敗もして、今、その経験から漢方を武器にすることを伝えています。

そこで、すてらす式漢方通信講座の中の最後の5章で「健康をサポートする者として大切なこと」として3つのことをお話しています。

その3つの内の1つが「病気に対する罪悪感は、まったく不要なもの」があります。

それを健康をサポートしている自分自身も忘れない事と、サポートしている相手に伝えるようにお話しています。

 

漢方の武器である「未病を治す」

漢方を武器にして日常を生活していると、不調によく気づけるようになります。

漢方は、検査機器がない時代に「冷える」「だるい」「むくみ」「生理痛」など、体からのさまざまなサイン(症状)を読み解いて、体のバランスを診るために先人達が何千年という経験を積み重ねることで確立された医学だからです。

検査数値に異常がでない不定愁訴は、西洋医学では経過観察になってしまうことが多い。

しかし、漢方では、数値が異常でなくても、何か不調を感じていれば、身体のバランスの乱れがあり、その原因がハッキリわかります。

つまり、原因がわかるということは、整え方がわかるということです。

これが漢方の武器である「未病を治す」

 

 

そのため、漢方の智慧を生活に取り入れると何だか不調が増えてしまったように感じてしまう人がいます。

でも、それは、違います!

漢方を武器にすることで、今まで見過ごしていた体からのサインに気づけるようになるから不調が増えたように感じるだけ。

つまり、軽い不調の段階「未病」で対応ができて、病気まで発展させないですみます。

そして、その不調や病気は罪悪感を持つのではなく、あなたが健康で幸せに暮らすために、自分の中にある思い込みや不要な習慣に気づくための体からの愛のお知らせ。

セラピストや専門家だって、時には思い込みにハマることもあります。人間ですから~!

だから、不調や病気に対して罪悪感を持たずに、ただ気づいて不要な習慣や思い込みを手放したり、止めればいいだけです。

これがすてらす式漢方通信講座でお伝えしている「健康をサポートする者として大切なこと」の1つです。

 

 

ケーススタディクラスは、自分も整う

今回のセラピストさんのご感想にあった「客観的な視点の大切さ」は、月1回開催しているケーススタディクラスでも感じて頂いていることです。

ケーススタディクラスは、毎月、外側である季節からの影響を確認しながら、お客様や家族という症例を通して体質を読み解く力を磨いています。

そんな中で、お客様や家族だけでなく、ご自分の体の状態も読み解くことがあります。

なぜかというと、健康をサポートする者は、まずは自分が整っていることが大切だからです。

自分が整っていることでお客様を「不安」という視点ではなく、「信頼」という視点でカウンセリングできます。

しかも、自分の体で経験していることは最高の題材で、難しい漢方の理論も理解しやすく、腑に落ちやすいと感じています。

しかし、誰しもが自分のことは、一番見えなくなるのも事実。

鏡を見ないと、自分の顔は見えません。

だから、ケーススタディクラスは、毎月、自分を整えるために私のセッションも含まれています。

自分の経験は漢方を武器にする時の最高の学びなので、ぜひ自分より視座の高い人の力をかりて活かしてください。

 

漢方を学んだけど、上手く使えないというお話をよく聞きます。

それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。

漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記でおしえています。

漢方を使いこなして健康をサポートしたい方は、ぜひ下記を読んでください。

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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