自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
立夏の漢方養生
立夏とは、5/6から小満(5/21)までの期間。
春分と夏至のちょうど中間にあたり、暦の上での夏の始まりです。
漢方では、この立夏から立秋(8/8)の前日までの約3か月が夏となります。
漢方では、今、必要な養生を生活に取り入れることで、この季節を健やかに暮せるだけでなく、次の季節へスムーズに移行するための布石にもなっています。
そこで、この立夏の約2週間は、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く爽やかな気持ちよい気候です。
そんな快適な気候を利用して、本格的な梅雨に向けて体内に余分な水分や老廃物が溜まらないように体を動かすことが大切。
体を適度に動かすことで、体内の「氣」が増えて巡りがよくなり、体内の水の巡りもよくなります。
ただし、漢方的に診て体内の水分が不足しがちな体質や更年期世代は、この時期に体を動かすことで起こる熱中症に要注意です。
暑くなり出した5月は、汗腺の開閉がまだ上手く出来ません。
そのため、のぼせる程ではないけど、体内にほんのりと熱がこもりやすくなります。
しかし、外側の湿度が低く爽やかな気候なので、体内に熱がこもったことに気づきにくい。
そうすると、気づかない内に体内にこもった熱で徐々に体内の水分が消耗していきます。
この「ほんのりとした熱」で「徐々に水分が消耗」というのが曲者です!
その状況で体力を使う運動や作業を続けると、いつの間にか、あるところから急激に体内の脱水が起こり、熱中症になってしまいます。
そこで、日常の中で心や身体からのサイン(症状)に耳を傾けて、体内の陰陽のバランスを知ることが大切。
日常の中で、下記のようサイン(症状)を受け取っていませんか?
- 寝ても疲れがとれない
- お風呂で、のぼせる
- 動悸がする
- 何となく不安感や焦りがある
- 膀胱炎になりやすい
- 口内炎が出来やすい
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
これらは、体内に余分な熱がこもって陰陽のバランスが乱れているサインです。
漢方の氣血水の体質診断をすれば、熱中症予備軍がわかり、事前に対策ができます!
そのことを詳しく下記で解説しています。
これから暑くなる夏は、さらに外側の影響を受けて陰陽のバランスが乱れやすくなります。
陰陽のバランスを深く知ることで、熱中症や夏バテ予防だけでなく、口内炎、めまい、腰痛、帯状疱疹、生理不順、不正出血など、さまざまな病気も未然に防げます。
そんな陰陽のバランスを深く知るために「蕃秀編」の漢方動画講座もご活用ください。
2023年立夏の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【ウマ】【ワニ】【ピューマ】
あなたは、未知への不安や自分を低く見積もることで、天から授かったあなたの資質を使わずに自分の中にしまい込んでしまっていませんか?
その資質は、あなたの「したい」や「気になる」という本心の方向へ踏み出すことで才能として磨かれ、多くの人の幸せのために役立つように天が授けてくれています。
しかし、日常の中で他人の気持ちやニーズばかりを汲み取っていると、あなたの「氣」(生命エネルギー)が消耗してしまい、自分の本心がわからなくなってしまいます。
日々の中で、自分らしくあることに迷ったり、ちょっと疲れを感じてしまったら、いつもの日常から少し離れることで気力や体力を取り戻すことが大切です。
それには、仕事(ON)とプライベート(OFF)だったり、動く事と休息することなど陰陽の切り替えをしっかりしてバランスをとりましょう。
そして、目先の事に囚われるのではなく、人生の喜びの体験も、痛みの体験も、両方とも感謝とともに十分に咀嚼して自分の経験にしていくことです。
そうすることで、あなたがあなたという船の船頭として、あなたの人生を力強く導いていくことができます。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(小満)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、5/21(日)小満にお届けします。
このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。
しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。
それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。
漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。