ボディケアのサロンでは、まずお客さまに今の体の調子をお聞きします。
すると腰痛、肩こり、むくみ、胃の調子が悪い、生理痛が辛い・・・・など、多くの場合は、1つの不調だけでなく、たくさんの不調が出てきます。
それに加えて、更年期世代のお客さまは、「最近、血圧が上がってきた」とか、「検診でコレステロール値がひっかかった」など、不調だけでなく、病気のサインも加わります。
そこで、あなたは、お客さまに対して不調の原因やセルフケアを説明する時、肩こりは、・・、むくみは、・・と、それぞれの不調ごとに説明しちゃっていませんか?
実は、その方法は、あまりおすすめしません!
なぜかというと、お客さまは、たくさんのことを言われても覚えられません。
しかも、いろいろなことを言われると面倒くさくなってしまいます。
そうすると、結局、セルフケアに繋がらない。
セルフケアに繋がらないと、お客さまの本当の問題解決になりません。
本来、このように、いろいろな不調がある場合、症状を緩和するだけでなく、やっぱり根本的な解決である体質改善が必要。
そして、体質改善には、あなたに頼るだけでなく、日常でのセルフケアをしながら、二人三脚でやっていくことが必要なのをあなたは専門家だから、よくわかっていると思います。
それには、お客さまにわかりやすく、体全体の状態を納得してもらい、お客さま自身が行動したくなることが大切です!
漢方には、こんな便利な武器があります
そこで、漢方を武器にすると、不調1つ1つを説明するのではなく、お客さまの体全体をスムーズに繋げて説明できます。
これは漢方が西洋医学と違って、一部を整えるのではなく、その人全体を整えるからです。
だから、見かけの症状は異なっていても、きちんと漢方のことを知っていると、その不調や病気に対処するのではなく、体質改善の方法がわかります。
これが漢方の独特な考えで便利な武器
「異病同治(いびょうどうち)」
異なった不調や病気も、それを起こしている原因は、その人の同じ体質から起こっているので同じ方法で整えることができるという考え方。
例えば、子宮筋腫、頭痛、高血圧、目の下のくまや皮膚のくすみは、いっけん関係のない異なった症状のように思えます。
しかし、その人の同じ体質から起こっているため、体質改善をすることで、子宮筋腫が小さくなっていくのと同時に、頭痛が出なくなったり、血圧が下がってきます。
また、そればかりではなく、くまやくすみがなくなり、お肌がきれいになったりと、思わぬところも変化する。
だから、漢方を武器にすると、不調1つ1つに対処するのではなく、体全体が整い、健康だけでなく、美しさも、もれなくついてきます。
健康だけでなく、本来の美しさが手に入る
漢方を武器にすると、その人の心と身体にとって必要な事が見えてきます。
だから、健康になるだけでなく、美肌になったり、ダイエットしていないのにサイズダウンするなど、思わぬ嬉しい変化をお客さまと一緒に喜べます。
ちなみに、私自身も昔、卵巣嚢腫を治したくて体質改善していたら、体内の余分な水分が排泄されて、花粉症、生理前の頭痛がなくなり、長年の悩みだった下半身太りが解消しました。
やっぱり女性は、いくつになっても綺麗でいたい!
だから、美容系の変化は、ますますお客さまのモチベーションが上がり、体質改善の効果が出やすくなります。
下記は、異病同治を体験したお客さまからの喜びの声の一部です。
●更年期になって異常な値ではないけど、少しずつ血圧が上がってきたお客さまが継続サポートで血圧が下がってきた。
そうしたら、便秘も改善されたり、お肌が潤ってきてお肌の透明感が出てきた。
●アトピー性皮膚炎の症状が治まってくると同時ぐらいに、過食傾向だった食欲が正常になっているのに気づいた。
しかも、ダイエットしていないのに、いつの間にかサイズダウンしたり、夜の眠りが良くなった。
●子宮筋腫が小さくなってきて、最近、お化粧する時に気になっていた目の下のくまやお肌のくすみが減った上に、疲れた時にでる頭痛がほとんど無くなりました。
このように一見すると関係のないような、さまざまな症状も全てその人の心と身体の状態に繋がっています。
だから、漢方を武器にすると、こんな便利な使い方ができて、お客さまのあなたに対する信頼性が増します!
漢方を武器にしてこんな使い方のコツを知りたくないですか。