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ブログ 夏の養生 自然界からのガイダンス

2022年立夏の漢方養生と自然界からのガイダンス

立夏の時期に健やかに豊かに暮らすために、必要な漢方の養生生活やメディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったものです。

 

立夏の漢方養生

立夏とは、5/5から小満(5/21)までの期間で、春分と夏至のちょうど中間にあたり、暦の上での夏の始まりです。

漢方では、この立夏から立秋(8/7)の前日までの約3か月が夏となります。

そこで、この立夏の約2週間は、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く爽やかな気持ちよい気候です。

そんな快適な気候を利用して、本格的な梅雨に向けて体内に余分な水分や老廃物が溜まらないように体を動かすことが大切。

体を適度に動かすことで、体内の「氣」が増えて水はけがよくなります。

ただし、漢方的に診て体内の水分が不足しがちな体質や更年期世代は、この時期に体を動かすことで起こる熱中症に要注意です。

 

暑くなり出した5月は、汗腺の開閉がまだ上手く出来ません。

そのため、のぼせる程ではないけど、体内にほんのりと熱がこもりやすくなります。

しかし、湿度が低く爽やかな気候なので、体内に熱がこもったことに気づきにくい。

そうすると、気づかない内に体内にこもった熱で徐々に体内の水分が消耗していきます。

この「ほんのりとした熱」で「徐々に水分が消耗」というのが曲者です!

その状況で体力を使う運動や作業を続けると、いつの間にか、あるところから急激に体内の脱水が起こり、熱中症になってしまいます。

そこで、日常の中で心や身体からのサイン(症状)に耳を傾けて、体内の陰陽のバランスを整えることが大切。

 

日常の中で、下記のようサイン(症状)を受け取っていませんか?

  • 寝ても疲れがとれない
  • のぼせる
  • 動悸がする
  • 何となく不安感や焦りがある
  • 膀胱炎になりやすい
  • 口内炎が出来やすい
  • 寝つきが悪い、眠りが浅い

 

これらは、体内に余分な熱がこもって陰陽のバランスが乱れているサインです。

これから暑くなる夏は、さらに外側の影響を受けて体内に熱がこもりやすくなります。

陰陽のバランスを深く知ることで、熱中症や夏バテ予防だけでなく、口内炎、めまい、腰痛、帯状疱疹、生理不順、不正出血など、夏の起こりやすい様々な病気も未然に防いでくれます。

そんな陰陽のバランスを深く知るため「蕃秀編」の単発講座をご活用ください。

詳しくは、下記をご覧ください。

漢方を武器にする単発講座「蕃秀編」

 

2022年立夏の
自然界からのガイダンス

自然界と繋いでくれたアニマル達

【オオヤマネコ】【レイヨウ】【シカ】

今、あなたは、周囲を気遣い過ぎて、自分の望みを後回しにしていませんか?

そんなことを続けていると、あなたの体内の「氣」(生命エネルギー)が枯渇し、疲れが抜けなかったり、何をやるにも億劫になってしまいます。

まずは、自分ひとりになる時間を作って、まるで子供の話を穏やかに聞くように自分の内なる声に耳を傾けてください。

その時に大切なことは、自分が勝手に作ってしまった限界や制限で、やる前から諦めたり、否定しないことです。

そして、小さなことからでいいので出てきた望みを今、実際に行動することが重要です。

そうすることで、あなたの体内の「氣」が徐々に満たされて、溢れ出した「氣」が結果的に家族や世の中を癒す力となるでしょう。

 

以上が自然界からのガイダンスです。

ぜひ、次の節気(小満)まで意識してみてください。

次回の「自然界からのガイダンス」は、5/21(土)小満にお届けします。

 

あなた専用の「自然界からのガイダンス」

あなたのために今、必要なメッセージを受け取り、あなた専用の「自然界からのガイダンス」をメールでお送りするのが内観サポートセッションです。

自分自身で気づかなかったり、わかっているけど見ない事にしていた自分の心の内観にメディスンカードはとても役立ち、必要なことを気づかせてくれます。

心身一如で心を調えて自分らしく日々を送ることは、身体の健康のためにも、とても大切。

詳しくは、下記の個人セッションページの内観サポートセッション「自然界からのガイダンス」をご覧ください。

個人セッション

 

 

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藤巻 祥乃

すてらす代表 薬を売らない薬剤師、国際中医師、漢方エッセイストとして活動。講座では、本格的に漢方を学びたい主婦、会社員という一般の方から漢方でお客様の心も体もケアしたいセラピスト、薬剤師、歯科医師などの専門職の方に向けても専門的なアドバイス、サポートをしている。 「難しい漢方用語が翻訳でわかりやすい」「漢方は難しいと思っていたけど、わかり出すと面白くて使える!」というお声をいただいています。個人セッション・講座の受講者数は、延べ1000人を超える。

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