ブログ 冬の養生 自然界からのガイダンス

2025年冬至の漢方養生と自然界からのガイダンス

藤巻
冬至の時期に健やかに豊かに暮らすための漢方の養生をお伝えします。
自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。

 

冬至の漢方養生

冬至とは、12/22から小寒(1/5)までの期間。

今日は、夜が最も長く、昼が短い日。

漢方の理論である「陰陽五行」では、1年間を陰陽に分けた時、夏至から増えてきた陰の氣が冬至に最大となります。

 

 

そして、陰が極まり、陰陽が逆転して今度は来年の夏至に向かって陽の氣が徐々に増えていきます。

これを「陰が極まり、再び陽に戻る」という意味で「一陽来復」といい、新しい年の始まりである来年の立春(2/4)に向けて陽が再び復活する日です。

新しい年に向けて厄払いし、健康で幸福に過ごせるようにと、昔から冬至はゆず湯に入ったり、南瓜を食べます。

 

 

厄払いとは、心の安寧だけでなく、体に溜め込んでしまっている不要な老廃物を排泄し、正常な内臓機能を取り戻すことで体内を正気(自己治癒力)で満たすことも含まれます。

邪気といえば、現代のインフルエンザ、コロナなどの感染症も含まれ、今、かなり流行しています。

漢方では、つぎのような言葉があります。

「邪のあつまる所には、その「気」が必ず虚(不足)している。正気(自然治癒力)が内に存すれば、邪は独りにておかすべからず」

つまり、病気を引き起こす根本は、正気(自然治癒力)の不足にあり、邪気は病気を引き起こす条件にすぎないということです。

私たちは、体内をしっかりと氣を満たしておけば、邪気は侵入しません。

もちろん、不必要に人込みに行かないとか、手洗いをきちんとするなどの冷静な予防は大切です。

もし、感染症に罹ってしまったお客様がいたら、生活を見直すギフトを頂いたと捉えるのがいいと思います。

忙しさからついスルーしてしまいがちな体からの声を丁寧に聞いてあげること。

例えば、「疲れたな」という体からの声をくみ取り、少し早く床につくような、そんな当たり前のことをして丁寧に暮らすことの工夫ができるといいですね。

 

 

また、11月から2月にかけて寒い季節に旬の白菜ですが、ビタミンCが多く、抗酸化作用や自然治癒力を高め、肺を丈夫にする働きがあるので、この時期の感染症の予防にとてもいい食材です。

白菜は豆腐、大根とともに「養生三宝」と昔から言われ、白菜の芯を煮込んだ汁をお茶がわりに飲んで感染症を予防したり、咳を止める作用もあります。

病気になってから治すのではなく、漢方の智慧をアドバイスして予防に力を入れることも大切。

わざわざ白菜の芯の煮汁を作らなくても、鍋に入れてつゆまで頂けば、手軽な感染症予防が出来ます。

ぜひ、お手軽養生としてアドバイスしてください。

私たち人も自然の一部。

この陰陽は私たちの体の中にも存在し、自然界と同じように常に動いていて陰陽のバランスを取っています。

 

 

体を温めたり、動かして巡りをよくする「氣」の陽と、身体がほてらないように冷ましたり、心を穏やかに鎮静させる「血」と「水(津液)」の陰です。

寒くなると温める情報ばかりを目にしますが、陰陽はバランスが大切でどちらが良い悪いはありません。

そのため、体質や年齢によっては温める食材ばかりを摂りすぎると体内の陰が消耗して熱側に傾いてしまうので要注意です。

陰が不足すると、体がほてるだけでなく、血の中にも熱が伝わってしまい、不正出血、歯茎の出血、月経過多なども起こってしまいます。

しかも、精神を鎮静したり安定させる陰が消耗して陽である熱側に傾くことで体の不調だけでなく、イライラしたり、心がそわそわして落ち着かなくなる。

 

 

体内にしっかりと陰があるからこそ、ほてらないように冷ませたり、イライラやそわそわせずに、心を安定させることができます。

思い当たる理由もないのに、イライラや不安などの心の不調が出ているのは、もしかしたら体内の陰陽のバランスが崩れてしまっているのが原因かもしれませんよ!

 

一方で、自分では体が冷えていないと勘違いして冬の寒さである「寒邪」に対して無防備になってしまう体の状態があります。

この体の状態になると内臓が冷えてしまい、さまざまな機能の低下が起こり、多くの不調に発展します。

寒い冬の時期に朝起きて起こるめまいにも関係することが多いです。

その体の状態については、詳しくは下記の記事をお読みください。

【関連記事】

 

体内の陰陽のバランスは、加齢だけでなく、疲れ、ストレス、無意識に行っている生活習慣(行動のクセ)によってもバランスが乱れます。

日々の生活の中で、自分の思い込みやいつの間にかパターン化した生活をしてしまうと、陰陽のバランスが傾いてしまうことが多いです。

そのため、体からのサインをしっかり受け取って、体内の陰陽のバランスがどうなっているのか知ることが大切です。

漢方を武器にすると、体内の陰陽のバランスがハッキリとわかります!

 

 

漢方を武器になるための動画講座の「閉臓編」では、冬に起こりやすい不調のメカニズムと養生、年齢別の冷え対策もお話しています。

「閉臓編」の動画講座は、季節の養生だけでなく、プレ更年期から正しい知識を知って早めにケアを始めることで更年期の不調を予防する内容が満載です。

しかも、実際に私自身や私がサポートしているお客様に実践してもらって、その効果も実感して頂いている内容です。

 

「閉臓編」を受講した方から嬉しいご感想を頂きました。

【主婦 Sさまからのご感想】

更年期になってここ数年、何だか体調がいま一つで、きっと更年期の体の変化なのかなと思っていました。

今回、動画を視聴して藤巻さんのわかりやすい説明で女性ホルモンの事がよくわかり、今、出ているいろいろな症状が繋がりました。

「そこの部分も重要なのか!」と、改めて体は全てが繋がっていて凄いなと思いました。

どうしたらいいかもわかったので、まずは教えてもらった事をやり始めてみます。ありがとうございました。

【薬剤師 Tさまからのご感想】

更年期の時期の養生の具体的な話が入っていて、とてもわかりやすかったし、私が知らない事もありました。

やっぱり、漢方は奥が深くて面白いですね!

このようにお客様に説明すれば、わかりやすいということにも気づけました。

いつでも見られる動画は、本当にありがたいです。

こんなに情報満載なのに、購入しやすい価格も嬉しいです。

何回も見直して活用していきたいと思います。ありがとうございます。

 

2025年冬至の
自然界からのガイダンス

自然界と繋いでくれたアニマル達

【イタチ】【アルマジロ】【ウマ】

 

冬至は、外に向いていた意識をいったん止めて、自分の内側を静かに見つめ直す節目です。

今のあなたの行動は、本当に自分の本音と一致していますか。

周りに合わせすぎていないか、我慢が当たり前になっていないか、表面的な正しさではなく、心の奥にある小さな違和感に目を向けてみてください。

何が心地よくて、何が実は苦しかったのかを一つずつ確認し、もう必要のない物、人、環境からは、そっと距離を取ること。

それは逃げではなく、自分を大切にする選択です。

そうやって不要なものを手放すと、本来のあなたの感覚が戻り、自然と流れが整い、必要なご縁やチャンスが入り込む余白が生まれます。

特に、自分の価値を自分で認めることが何よりの養生です。

誰かの評価ではなく、自分が自分をしっかりと認めることで、内側を「気」で満たし、心をふかふかにしてあげてください。

そして、しっかり眠ること。

深い睡眠は、今のあなたに必要なメッセージを夢として届けてくれます。

内側が整えば、無理なく軽やかに、そして力強く、自分の流れに乗って進めるようになります。

 

以上が自然界からのガイダンスです。

ぜひ、次の節気(小寒)まで意識してみてください。

次回の「自然界からのガイダンス」は、1/5(月)小寒にお届けします。

 

漢方を学んだけど、上手く使えないというお話をよく聞きます。

それは、漢方を武器にするための「ある方法」を知らないからです。

漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1500名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記でおしえています。

 

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藤巻 祥乃

薬剤師/国際中医師/本治スペシャリスト育成家/漢方エッセイストとして活動。 自身の繰り返し出来てしまう卵巣嚢腫を中医学で改善した経験から、漢方薬局で8年間お客様の健康をサポート。 2016年に「すてらす」を立ち上げ、延べ1,500人以上に本治ケアを指導。「薬を使う前にできること」「薬に頼らず整える力」を伝え、現在は医療者、セラピストに現場で活かせる弁証力・カウンセリング力を育成中。

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