12/1(木)に漢方を武器にする単発講座「閉臓編」<女性ホルモンと更年期>を開催しました。
ご参加いただいた皆さま、心をお寄せ頂いた皆さま、ありがとうございました。
この日常の不調から学ぶシリーズは、ただ単なる季節の養生だけではなく、取り上げる不調を題材に漢方の基礎をいろいろな切り口でお話します。
今回は、冬の季節と関連が深い五臓の腎がコントロールしている女性ホルモンの働きに注目し、更年期のさまざまな不調のメカニズムやエイジングケアをお話しました。
漢方の智慧を知って
更年期の不調をこじらせない
何かと忙しくなって予定が変わるのが12月。
今回急遽4名が動画視聴となり、リアル参加4名での開催となりました。

嬉しい事に、こんな力強いご感想を頂きました。
今、プレ更年期で更年期に突入する時期なので、改めてすごく興味深く聞きました。
私は、プレ更年期に入った時、体質がガラッと変わった経験があります。
そのため、早くに、このような事を知っておくことが大切。
そして、知ってその状況になった時に早く対応することが本当に大事だと確認と勉強をさせて頂きました。
自分の経験も含め、関わるお客様に伝えていければと思います。
多くの方がプレ更年期の時期の身体の変化に気づかずに、更年期になって急に不調がどどっと出てきたように感じています。
しかし、更年期の不調を感じている方に漢方の智慧を話しながらプレ更年期を振り返ってもらうと、多くの方がプレ更年期の時にも既に身体はサインを出していたことに気づきます。
よくあるのは、原因がわからない身体のだるさやイライラ、落ち込みなどの心の不調です。
このような症状があっても、ホルモンを含めた血液検査で異常が出ないことが多く、西洋医学では経過観察になってしまうことが多い。
西洋医学では不定愁訴、漢方でいう未病の状態です。
特に心の不調は、このような事を知らないと、こじらせてしまうケースもあります。
しかし、漢方では、数値が異常でなくても、何か不調を感じていれば、身体のバランスの乱れがあり、その原因がハッキリわかります。
だから、プレ更年期の段階で早く身体の変化を知って対応していく漢方の智慧をお話しました。
ますます身近なセラピストさんがこのような事を積極的にお客様に伝えて、多くの方が幸せに暮らせることを願っています。
エイジングケアは、補腎だけじゃない!
漢方のことを知っている人なら、更年期の不調やエイジングケアと言ったら「補腎」が有名。
もちろん、ホルモンをコントロールしている「腎」のケアは大切です。
しかし、補腎以外にも大切なポイントがあることを私自身の体験や私がサポートしている更年期世代のお客様から気づきました。
そして、実際に私がサポートしているお客様に実践してもらって、その効果も実感しています。
そんな実体験から気づいた補腎以外に大切なポイントも、今回の漢方を武器にする単発講座でお話しています。
もちろん、なぜそれが大切なのかを漢方の理論をしっかりと解説しながらお話するのが私流。
やり方(How to)で覚えてしまうと、応用ができません。
だから、私は、必ず「なぜ」を漢方の理論で説明します。
そうすることで、それぞれ違う状況でも応用して使えるからです。
ご参加いただいた皆さま、とても興味深く聞いて頂き、質問タイムでは参加者さんの体験のシェアもあり、より理解が深まるいい時間でした。
改めまして、ありがとうございました。
好きな時間に学べる
漢方動画講座で受講できます
今回、女性ホルモンと更年期ということで気になっている方が多くて、単発講座のお申込みの時に「当日リアルで参加できないけど動画視聴でお願いします」と、お申込みを多数いただいています。
また、現在、販売している「発陳編」「蕃秀編」「容平編」の動画講座を購入して頂いた方からは、「わかりやすい」「内容が濃くて価格以上の価値を感じます」「何度も見直しできるのが良い」などのご感想も頂いています。
女性ホルモンの事をしっかり学んでお客様をサポートしたい方だけでなく、ご自分で更年期の不調を改善・予防したい方にもおすすめの内容です。
また、下記についてもお話しています。
・更年期の人が秋から冬にかけて体調を崩すことが増える理由
・冬のダイエットについて
・なぜ冬の養生に「思考を止める静かな時間を作る」があるのか
冬の養生「閉臓編」<女性ホルモンと更年期>の動画講座は、好きな時間に学べる漢方動画講座として12/12(月)から発売予定です。
まずは下記のメール講座から読んで頂けると、動画講座を見た時により深く理解できます。
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