ブログ 冬の養生 自然界からのガイダンス

2026年小寒の漢方養生と自然界からのガイダンス

 

皆さまにとって2026年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

「すてらす」は、2026年も「本治ケア」ができる本治スペシャリストを増やし、その人らしく幸せに生きる人を増やします!

皆さま、本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

藤巻
小寒の時期に健やかに豊かに暮らすための漢方の養生をお伝えします。
自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。

 

小寒の漢方養生

小寒とは、1/5から大寒(1/20)までの期間。

寒さが厳しくなり、これから冬本番の寒さを迎えます。

この小寒が「寒の入り」で、節分(2/3)までの約1か月が「寒の内」といい、味噌や日本酒などの寒仕込みが行われる時季です。

物事には陰陽があり、私たちが生活する上で利点と欠点の両方が存在します。

 

 

例えば、自然界の寒さ。

味噌や酒づくりにおいてのこの厳しい寒さは、雑菌の繁殖を抑えたり、低温で時間をかけてゆっくり発酵させることで深みが出て美味しくなります。

まさに、自然界の寒さは、私たちに美味しい味噌や日本酒という豊かさを与えてくれる利点があります。

一方で、この自然界の厳しい寒さは「寒邪(かんじゃ)」という邪気になり、自然界のあらゆるものを凝滞させます。

 

 

私たちの生活の中では、路面の水が凍ってスリップしやすくなったり、外の水道が凍って使えなくなります。

もちろん、約60~70%が水分で出来ている私たちの体も同じ。

体内に「あるもの」を溜め込んでいると、この寒邪の影響をより強く受けてしまいます。

そのあるものとは、「老廃物」

漢方では、体内に溜め込んだ不要な老廃物のことを、痰湿(たんしつ)やお血(おけつ)といいます。

痰湿やお血という老廃物が溜まった時の状態とは、肉や魚の煮汁が冷えた時にどうなるかを思い出してもらったら、すぐに想像ができますね!

ゼリーのように固まった煮凝りができます。

つまり、体内に不要な老廃物を溜め込んでいると、冬の寒さ(寒邪)によって体内の巡りを悪くして体内でも煮凝りと同じ現象である痰湿やお血が出来てしまいます。

 

 

そうすると、頭痛、生理痛、腰痛、胃痛、関節痛など、さまざまな痛みが出ます。

また、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、子宮筋腫などの塊が悪さをする病気になったり、悪化します。

だから、漢方の一番の基本は、不要なものが体内にある場合は、まずは「出すことが先」なんです。

また、冷えて内臓の働きが悪くなると、生命エネルギーである「氣」や栄養である「血」が作り出せなくなり、疲れやすくなったり、感染症に罹りやすくなったり、さまざまな病気に発展します。

 

この「寒邪」が人に及ぼす影響について下記のブログを参考にしてください。

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ただし、同じ寒さでも、100CCの水と50CCの水が冷えて氷になる時間が違うように、人それぞれ体内に保持する水分量などの体質が違うので外側から受ける影響も違います。

そのため、温めるだけが冷え対策ではありません!

漢方を武器にして体を診ていくと、温める力が足りないのか、巡らせる力が滞っているのか、体を冷やす痰飲を溜め込んでいるのかなど、その人が冷える原因がわかります。

つまり、漢方を武器にすれば、自分の体質に合った冷え対策がわかり、未病の段階で対応ができます。

もちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病、子宮筋腫など不要なものを溜め込むことで起こる病気を未然に防ぐこともできます。

 

年末年始はお酒を飲んだり、美味しいものをたくさん食べたという方も多いと思います。

あなたは、「食べること=太る」と思っていませんか?

 

 

もちろん、暴飲暴食を続けていたら、代謝が追いつかずに体内に不要なものを溜め込んでしまいます。

しかし、漢方を武器にして体を診ていくと、実は、普通に食べていても不要なものを溜め込んでいる場合も多くあります。

これは、自分の体質や内臓が快適に働く環境や時間帯を知らないで、自分が慣れた生活をしてしまっているからです。

漢方では、不要なものを溜め込むのは、内臓の働きがベストパフォーマンスを発揮できずに、体内に老廃物が残ってしまうからと考えています。

つまり、内臓の働きがベストパフォーマンスを発揮すれば、ちゃんと余分なものが排泄されて、体内に老廃物である痰湿やお血を溜め込みません。

そうすれば、太らないし、不調や病気まで発展しません。

しかも、漢方では、頭でわかっていても暴飲暴食を止められない、ストレス食いのような体の状態もわかり、その対策もできます。

漢方には、これらのことを理論立てて説明する智慧があります。

 

あなたは、この智慧を知って不要なものを溜め込まない体づくりをして、快適に暮らしたいと思いませんか!

冬という溜め込む季節に内臓がベストパフォーマンスを発揮する下記の漢方の智慧を活用して元気にお過ごしください。

 

 

2026年小寒の
自然界からのガイダンス

自然界と繋いでくれたアニマル達

【バタフライ(蝶)】【カラス】【ブラックパンサー】

 

慣れているから。
いつも通りだから。

その理由だけで、本当は違和感を覚えていることをそのままにしていませんか。

自然界の法則は、諸行無常。

変わらないものは、何ひとつありません。

水は流れているから澄み、止まれば、よどみ、やがて腐ります。

それは、心も、生き方も同じ。

もし今、

・なんとなく重たい
・進んでいない気がする
・同じところを回っている

そんな感覚があるなら、それは「流れが止まっていますよ」という自然界からのサイン。

変化が怖いのでは、ありません。

怖さを作り出しているのは、先が見えないことを勝手に「暗闇」だと思っている自分です。

変化は、先が見えないカーブ。

スピードを落とせばいい。
答えを急がなくていい。

「今の自分」を否定せず、心が少し緩む方向へ、勇気を出して小さな一歩を踏み出してみてください。

当たり前すぎて見えなかったものが、そこから静かに姿を現します。

全部、答えがわかる人生は、きっと退屈です。

小寒は、子どもの頃の好奇心を思い出し、未知を恐れるのではなく、ひとつひとつ味わいながら、焦らず誰とも比べず、自分のペースで歩みを進めていく時期。

この冬、止まっていた流れを、もう一度、静かに、しかし確かに動かしていきましょう。

 

以上が自然界からのガイダンスです。

ぜひ、次の節気(大寒)まで意識してみてください。

次回の「自然界からのガイダンス」は、1/20(火)大寒にお届けします。

 

漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。

それは、漢方を武器にするための「ある方法」を知らないからです。

漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1500名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記でおしえています。

 

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藤巻 祥乃

薬剤師/国際中医師/本治スペシャリスト育成家/漢方エッセイストとして活動。 自身の繰り返し出来てしまう卵巣嚢腫を中医学で改善した経験から、漢方薬局で8年間お客様の健康をサポート。 2016年に「すてらす」を立ち上げ、延べ1,500人以上に本治ケアを指導。「薬を使う前にできること」「薬に頼らず整える力」を伝え、現在は医療者、セラピストに現場で活かせる弁証力・カウンセリング力を育成中。

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