
自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
立春の漢方養生
立春とは、2/4から雨水(2/18)までの期間。
旧暦を使っている漢方では、この日が1年の始まりで季節の節目の起点となる日です。
冬至と春分の真ん中にあたり、まだまだ寒い日があります。
しかし、寒い中でも陽射しは冬とは違って少しずつ力強さを感じるようになり、自然界の陽気が徐々に強まり、暖かい日が増えていきます。
今年は、既に暖かい日が多いですね!
その陽気に誘われて梅の花が咲き始めたり、植物が芽吹き始めます。
私たち人も自然の一部。
天である自然界の動きと私たち人の体内の働きは、一体で共鳴します。
それは、漢方の原理原則「天人合一」だからです。
そのため、自然界という外側の陽気に合わせて体内の「氣」も、体の上部や外側に向かって動き出す。
それは、冬に溜め込んだ要らないものを発散して解毒(デトックス)する役割もあります。
その働きをスムーズに促すために漢方では、この立春からは、「発陳(はっちん)」という春の養生で心と身体を調えていきます。
発陳の「陳」とは、古いものを意味します。
だから、新しいものと古いものを入れ替えることを「新陳代謝」といいます。
漢方では、この古く熟成したものを薬の材料として活用した物のひとつが「陳皮(ちんぴ)」です。
陳皮は、単なる「乾燥したミカンの皮」ではなく、年月が経って古く熟成されたもののことをいいます。
胃腸の調子を整えたり、気の巡りを良くする作用があり、食卓で使う七味の中にも入っています。
一方で、人の体は、古くなったもの(老廃物、要らない感情)は、体の機能を邪魔して不調や病気に発展するので、さっさと出すことが重要。
つまり、発陳とは、冬に寒さから身を守るために閉じていた心と身体を立春からは開いて、体内の古くなったもの(老廃物、要らない感情)を発散して新陳代謝を促す養生のことです。
そうすることで、これから本格的に暖かくなる春へ心身がスムーズに移行してくれ、春に起こりやすい下記の不調を未然に防いで快適に過ごせます。
春に起こりやすい不調
- 頭痛、めまい、花粉症、アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹、湿疹、ニキビなどの肌トラブル
- 過食、目が渇く、便秘
- 寝つきが悪い、夜中によく目を覚ますなどの不眠
- イライラ、落ち着かない不安などの心の不調
このような先人達の智慧である漢方の理論を取り入れて、全ての人が自らの内側にある自然治癒力を高めて、本来の自分(素)で幸せに生きるサポートが「すてらす式漢方」です。
今、あなたのお客様からこのような体からのサインが出ていませんか?
- 何だか身体が重だるい
- 太った体重が戻らない
- 朝、スッキリと起きられない
- 何だか気持ちがもやもやしてスッキリしない
- 何だかやる気が出ない
これらは、体内に不要なものを溜め込んでいる時に出てくる初期サインです。
この初期サインに気づかず、そのままの生活を続けていると下記のような不調や病気に発展します。
-
- 花粉症やアレルギー性鼻炎が辛い
- 健康診断でコレステロール値が上がってしまった
- むくみがなかなかとれない
- 最近、生理痛がひどくなった
- 皮膚トラブルを繰り返している
- 子宮筋腫や卵巣嚢腫が大きくなってしまった
私たちは、自分の体質や内臓が快適に働く時間帯を知らないと、無意識に自分が慣れた生活で暮らしてしまいます。
そうすると、不要な物を溜め込んで体内の巡りが悪くなります。
しかも、寒さから身を護るために冬は体を閉じるので、一年のうちで今、一番不要なものが溜まっている時期です。
そのため、この立春から発陳の養生が必要です。
それには、日常生活の点検ポイントや要らないものを排泄する五臓六腑のシステムを知っている必要があります。
そのことをわかりやすく解説しているのが好きな時間に学べる漢方動画講座「発陳編」です。
この動画講座で学んだことを実践したら、ビックリした変化があったというご感想を頂いています。
その1つが頑張っていないのに、いつの間にか痩せて、仕事の同僚から「最近、顔がスッキリして元気に見えるけど、何か始めた?」と言われたそうです。
「すてらす漢方」は、本来の自分に戻るサポートなので、頑張るのではなく、自然とそうなります!
体内に要らないものを排泄するための日常生活の点検ポイントや五臓六腑の解毒システムを知って、お客様を本来に戻す本治のサポートにご活用ください。
好きな時間に学べる漢方動画講座
「発陳編」<デトックス>
2025年立春の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【クモ】【カラス】【ウルフ(狼)】
今、先が見えなくて、まるで足踏みしているように感じていませんか?
周りの人が順調に進んでいるように見えると、焦りや妬ましさが湧いてくることもあります。
でも、自然の中では、すべての種が同じ時期に芽吹くわけではありません。
ある種は春に、ある種は秋に、それぞれのタイミングで芽を出します。
今、あなたが「停滞している」と感じるのは、もしかしたら芽吹く前の大切な準備期間なのかもしれません。
だからこそ、他人のペースに心を乱されるのではなく、自分が今できることを丁寧に積み重ねていくことが大切です。
大事なのは 「今、ここ」 に意識を向けること。
「こうあるべき」といった古い価値観や思い込みをそっと手放し、新しい可能性に心を開いてみてください。
そうすれば、あなたの人生は、自然と流れに乗りはじめます。
大丈夫、あなたのタイミングで、ちゃんと道は開けていきます。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(雨水)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、2/18(火)雨水にお届けします。
漢方を学んだけど、上手く使えないというお話をよく聞きます。
それは、漢方を武器にするための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記でおしえています。