
自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
啓蟄の漢方養生
啓蟄とは、3/5から春分(3/20)までの期間。
土の中で冬ごもりしている虫が穴から出てくることを意味しています。
この時期、冬眠していた虫が穴から出てくる暖かさとなり、一雨ごとに本格的な春の訪れを感じる時期です。
しかし、今年は啓蟄とは思えない寒気が入ってきていますね!
来週には、本来の暖かさが戻ってくるらしいです。
春は、たらの芽、うど(独活)、ふきのとう(蕗の薹)などの山菜が採れます。
春の山菜の苦味や芳香は、春に外側からの陽気で体内の氣が頭に昇ってふわふわするのを下げたり、イライラするのを落ち着かせてくれます。
また、体内の氣の巡りも良くするので、冬の間に体内に溜め込んでしまった不要なものの解毒(デトックス)を助けてくれます。
ちなみに、うどは、独活(どくかつ)という名前で漢方薬の材料にもなります。
春に盛んになる風邪(ふうじゃ)や溜め込んでしまった余分な水分(湿邪)や冷え(寒邪)を追い出して、頭痛、腰痛、関節痛を改善します。
冬眠あけの熊が春に芽を出す苦味の山菜類を食べるのも、デトックスのためと言われています。
私たち人も、冬の間の閉臓で体内に不要なものを溜め込みます。
その不要なものを溜め込んだまま暖かくなると、外側の陽気の影響を受けて、頭痛、過食、花粉症、不眠などの不調が出やすくなります。
そのため、冬に溜め込んだものを発散させるために自然界が用意してくれた春の食材を摂ることで心と身体が整います。
春のデトックスにおすすめ食材
- 春キャベツ
- せり
- 菜の花
- たらの芽、うど(独活)、ふきのとう(蕗の薹)などの山菜
- もやし
- たけのこ
春は、月経周期が乱れたり、生理痛や生理前の不調(PMS)がいつもより辛いという不調もよく起こります。
これは、月経を調節している五臓の「肝」の働きが春に乱れやすいからです。
しかし、春という季節に全ての人に月経トラブルが出るわけではありません。
生理痛や生理前の不調(PMS)などの月経トラブルが出るということは、「本来の自分の心と身体を間違った使い方をしていませんか?」を身体が教えてくくれているサインです。
まずは、お客様自身が自分の体質を知って自分の体質に合った生活することが大切。
詳しくは、下記の記事で説明しています。
では、なぜ生理痛などの辛い症状や不調というお知らせサインが来ているのに、多くの人は鎮痛剤を飲んで終わりにしてしまうのでしょうか?
それは、出ている辛い不調に対して、西洋医学では原因がわからない事が多く、何をしたらいいかわからないからです。
だから、けしてお客様は、自分の体と向か合っていないのではなく、向き合う方法を知らないだけなんです。
ところが漢方では、検査で異常がなくても、何か辛い症状や不調があれば、体のバランスの乱れがあり、原因がハッキリわかります。
病気ではないけど、「体のバランスの乱れ」という原因がある状態。
これが漢方独特の考え方「未病(みびょう)」です。
お客様は、毎日の生活の中で無意識にやってしまっているので、体のバランスを乱す原因が何かは自分ではわかりません。
自分の中の当たり前は、当たり前だからこそ見えなくなっています。
でも、漢方を武器にして月経の状態を診ていけば、何でそのような状況が起きるのか原因がわかります。
これは、漢方で月経はホルモンの問題だけでなく、内臓の働きや体内の「氣血水」の状態、精神状態に深く関係していると考えるからです。
つまり、月経の状態を詳しく診ていくだけでも、お客様の簡単な健康診断ができます。
漢方を武器にして女性の健康をサポートするために、ぜひ下記の動画講座もご活用ください。
月経というと更年期の方は関係ないと思われがちですが、上記の動画講座では更年期の時期によく起こる不正出血についても詳しく解説しています。
そのため、プレ更年期や更年期の方の健康サポートにも活用できる内容です。
2025年啓蟄の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【ブラックパンサー】【ビーバー】【ピューマ】
暗闇が怖いように、まだ見ぬ世界へ足を踏み入れるとき、私たちは自然と不安を感じます。
それは、ごく当たり前のこと。
だからこそ、「怖れ」が湧いてくる自分を責める必要はありません。
でも、その不安に振り回されて、すべてを自分で考えて、なんとかしようとしなくて大丈夫。
思考は、これまでの経験の中でしか働かないもの。
だから、新しい世界へ進もうとするとき、過去の経験をもとにした思考だけでは、前に進むための答えは見つかりません。
もし今、慣れ親しんだ生活や仕事にどっぷり浸かることで、新しい何かを避けてしまっているなら、少しだけ、その「慣れ」をゆるめてみませんか?
新たな人生の経験が入るための「余白」をつくる。
流れを堰き止めるような「否定的な思考」を手放してみる。
全部ひとりで抱え込まずに、人の手を借りてみる。
そして何より自分自身を癒し、五感を満たすことで心と身体のエネルギーを整える。
そうすることで、本当に今、大切にすべきことがクリアに見えてきます。
あなたは、ひとりではありまん。
ご縁のある人たちと、もっと自由に、もっと軽やかに進んでいけます。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(春分)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、3/20(木)春分にお届けします。
漢方を学んだけど、上手く使えないというお話をよく聞きます。
それは、漢方を武器にするための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記でおしえています。