漢方を武器にする単発講座
日常の不調から学ぶシリーズ
月経から体を読み解く
お客様から月経のお悩みを聞くことが多くないですか?
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- 生理痛がつらくて毎月鎮痛剤を飲む
- オリモノが不快
- 生理前の頭痛やイライラ(PMS)が辛い
- 生理前になると寝つきが悪い
- 何だか最近、生理周期が乱れてきた
- 婦人科検診で異常はなかったが、ときどき不正出血がある
では、なぜ、お客様は、こんな話をあなたにするのでしょうか。
それは、このような状況で病院へ行っても検査で異常がなく、今出ている症状の原因がわからないことが多いからです。
そうすると、ほとんどが低用量ピルを勧められるか、もしくは鎮痛剤など、対症療法の薬を処方されて「経過観察してください」で終わってしまいます。
そこで、お客様は、低用量ピルは服用したくないし、でも「他に何をすればいいの?」と不安になって、専門家であるあなたを信頼して相談しています。
そもそも不調や病気とは、何ですか?
不調や病気は、「本来の自分の心と身体を間違った使い方をしていませんか?」を知らせるサイン。
私たちの体は、自然治癒力が備わっているので、本来の自分の心や身体を間違った使い方をしても、すぐに壊れて病気になるわけではありません。
間違った使い方をしていると、体のだるさだったり、お通じの乱れ、冷えやむくみなど、まずは何か不調というお知らせサインが必ずきます。
そこで女性の場合は、「月経周期の乱れ」「月経痛」「不正出血」「不快なオリモノ」など、毎月の月経の変化として知らせてくることも多い。
しかし、それでも無視して、そのままの使い方を続けていると、立ち止まるために病気という大きなサインになるわけです。
では、なぜ、お客様は、症状や不調というお知らせサインが来ているのに、そのままスルーしてしまうのでしょうか?
それは、出ている辛い不調に対して病院の検査で異常がないことが多く、西洋医学では原因がわからずに何をしたらいいか教えてもらえないからです。
そのため、月経痛は病気ではないので、とりあえず深く考えずに、月に1回だからと当たり前に鎮痛剤で応急処置してしまいます。
鎮痛剤は、いくら飲んでいても痛みを抑えているだけで、月経痛の根本原因を治しているわけではありませんが人によっては、鎮痛剤で治療していると勘違いしている人さえいます。
だから、けしてお客様は、自分の体と向か合っていないのではなく、向き合う方法を知らないだけなんです。
ところが漢方では、検査で異常がなくても、何か辛い症状や不調があれば、体のバランスの乱れがあり、原因がハッキリわかります。
病気ではないけど、「体のバランスの乱れ」という原因がある状態
これが漢方独特の考え方「未病(みびょう)」です。
お客様は、生活の中で無意識にやってしまっているので、体のバランスを乱す原因が何かは、自分ではわかりません。
自分の中の当たり前は、当たり前だからこそ見えなくなっています。
でも、漢方を武器にしてあなたがお客様を診ていけば、何で、そのような状況が起きるのか原因がわかります。
体のバランスを乱す原因がわかけば、具体的な整え方がわかる。
つまり、西洋医学では治療の段階でなくても、漢方を武器にすれば、この「未病」の段階から整え始めることができ、辛い症状や不調が無くなるわけです。
症状が辛い時は生活の質(QOL)のために、症状を緩和する薬が必要なこともあります。
しかし、西洋医学で原因がわからないまま、対症療法で辛い症状を抑えただけで、そのままの生活をしていると、どんどん体のバランスは乱れます。
その結果の多くが子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症、不妊という病気です。
まさに、漢方と出会う前の私も、それを経験したひとりです。
この私の経験が「すてらす」の活動の原点です。
だからこそ、女性は毎月、体がお知らせしてくる月経の不調という未病の段階で対応して、将来なるかもしれないこれらの病気を未然に防いでほしい。
そして、漢方は薬じゃないからこそ、私の経験を伝えて漢方を武器にして使いこなせるセラピストや専門家を増やすことで、多くの人が幸せに暮らせる世界を創っています。
あなたのお客様は、健康な月経の状態を知っていますか?
漢方の体質診断カウンセリングで月経の状態をお聞きすると、今まであまり月経の状態を気にしてこなかったという人がとても多いです。
しかも、「月経痛や経血の塊は無いのが普通」と説明すると、多くの人が驚きます。
そのくらい月経については、他の人と話す機会があまりないので、自分の月経の状態が当たり前になってしまっているのかもしれません。
そこで、漢方では月経の周期、経血量、色、月経痛の有無、経血の塊の有無、月経前の不調(PMS)の症状、帯下(オリモノ)の状態など、さまざまな要素を診て行くことで簡単な体質がわかります。
これは、漢方で月経はホルモンだけでなく、内臓の働きや体内の「氣血水」の状態、精神状態に深く関係していると考えるからです。
そのため、心や身体の状態がよくないと月経の状態が悪くなり、そのままにしておくと月経痛をはじめとするさまざまな月経トラブルが起こります。
つまり、月経の状態を詳しく診ていくと、お客様の簡単な健康診断ができます。
体質だけでなく、季節の影響も加味する
春は、月経周期が乱れたり、月経痛や月経前の不調(PMS)がいつもより辛いという不調がよく起こります。
これは、春という季節と関連が深い五臓の「肝」の働きの1つに「調経(ちょうけい)」があるからです。
「調経」とは、排卵や月経を正常に保つ働きのこと。
そのため、春という季節は、月経に関わるトラブルも多くなるので、外側である春という季節からの影響もお話します。
それは、漢方を武器にして健康をサポートする上で体質を見極めるのと同じくらい大切なことは、「季節からの影響」を知ること。
そして、その「季節からの影響」をその人がどのくらい受けているかを加味して健康をサポートすることが重要だからです。
それがなぜかは、漢方の基礎を学んだ方なら、もうおわかりですね!
漢方の原理原則「天人合一」
天である自然界の動きと私たち人の体内の働きは、一体で共鳴するという考え方
これは、漢方を武器にして健康をサポートする上で、とても大切なことです。
健康だけでなく、本来の美しさが手に入る
月経から体を読み解くと、その人の心と身体を整える上で必要な事が見えてきます。
だから、健康になるだけでなく、美肌になったり、ダイエットしていないのにサイズダウンするなど、お客様が想像していなかった嬉しい変化を一緒に喜べます。
ちなみに、私自身も昔、卵巣嚢腫を治したくて体質改善していたら、体内の余分な水分が排泄されて、花粉症、月経前の頭痛がなくなり、長年の悩みだった下半身太りが解消しました。
やっぱり健康だけでなく、女性にとって本来の「美しさ」が手に入るのは嬉しいことです!
だから、美容系の変化は、ますますお客様のモチベーションが上がり、体質改善の効果が出やすくなります。
そんなことから日常の不調から学ぶシリーズは、「月経から体を読み解く」というテーマで漢方を武器にする単発講座を開催します。
この講座は、ただ単なる季節の養生だけではなく、取り上げる不調を題材に漢方の智慧をいろいろな切り口でお話していきます。
なぜならば、漢方の基礎を具体的な不調と絡めて話すことで実際に使える智慧にしてほしいからです。
もちろん、私が得意とする「翻訳」を使ってわかりやすく説明します。
あなたも漢方の基礎をブラッシュアップしてお客様の健康をしっかりとサポートしませんか!
もちろん、漢方を武器にして自分自身やご家族のために使いたい方もご参加いただけます。
こんな方におすすめの講座
- お客様の月経から体質を読み解きたいセラピストや専門家
- 漢方をわかりやすく伝える方法を学びたいセラピストや専門家
- 漢方の基礎をブラッシュアップしたい人
- 漢方を武器にしてお客様の健康をサポートしたい人
- 何となく体調が悪いと感じる女性
- 月経トラブルに悩んでいたり、予防したい人
- 自分や家族の健康をサポートしたい人
こんなことがわかります
- 漢方の気血水とは何か
- 漢方を武器にして健康をサポートする上で大切なこと
- 漢方で診る女性の体と月経
- 月経から体質を知る
- 月経からわかる月経以外の不調
- 主な不正出血の原因
- 春に起こりやすい不調のメカニズムと養生
漢方を武器にする単発講座
日常の不調から学ぶシリーズ
月経から体を読み解く
【日 時】3月30日(木)14:00~15:30
【場 所】オンラインシステムZOOM
【参加料】8,800円 (税込)
【備 考】受講後、受講者には「セミナー動画」を配信します。
当日、ご参加できなくなった場合は、好きな時間に学べる漢方動画講座と
漢方を武器にする単発講座
日常の不調から学ぶシリーズ
月経から体を読み解く