大雪の時期に健やかに豊かに暮らすために、必要な漢方の養生生活やメディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったものです。
大雪の漢方養生
大雪とは、12/7から冬至(12/22)までの期間。
山あいだけでなく、街にも雪が降り始める寒さになる時期です。
「おおゆき」ではなく、「たいせつ」と読みます。
風邪(かぜ)を始めとする感染症を漢方的に考えると、自然界のどこにでもある風邪(ふうじゃ)が疲れや冷えで体内の「氣」が不足してくると、私たちの内側に侵入して発症します。
西洋医学でも、体温が1℃下がると免疫力が40%下がり、感染症に罹りやすくなると言われています。
多くの場合、体内の氣の消耗は体からの声「疲れた」で気づくことが出来ます。
しかし、この「疲れた」のサインは、常に気忙しかったり、スマホなどの電子機器の強い光に触れていると、交感神経にスイッチが入りっぱなしになり、「疲れた」を感じなくさせてしまいます。
そのため、「疲れた」のサインの代わりに、下記のようなサインで体がお知らせしてくることもあります。
- ご飯を食べて交感神経が副交感神経に切り替わった時に、やたらと眠気が出てくる
- 暴飲暴食していないのに、胃もたれしてしまう
- 朝起きた時に、まだ眠り足りないような体が重い感覚がある
- 風邪やインフルエンザなどの感染症に罹ってしまう
- 何かアレルギー症状が出てくる
- いつも使っている洗剤や化粧品が合わなくなる
人それぞれが体内に持っている氣の量は個人差があるので、どのくらいでという事ができません。
そのため、自分の体からの声に耳を傾ける時間を作ることが大切。
体内の氣が不足していれば、「のんびりしたい」「ゆっくりしたい」などの本音が出てきます。
この本音をしっかりと受け止め、自分の内側の望みを叶えてあげることで、「偽物の欲求」である暴飲暴食や不要な焦りや心配が減り、氣が増える好循環となります。
冬を丁寧にセルフケアして暮らすことは、寒い冬に流行るインフルエンザや胃腸炎などの感染症を予防するだけでなく、自然界でいう「種」=「生命力が貯蔵する場所」を養うことへも繋がります。
つまり、自然界で種がしっかりしていれば、翌年もきれいな花が咲くように、この時期をいつも以上に丁寧に暮らすことで、私たち人も生命力が養われ、今の健康だけでなく、エイジングケアにも繋がります。
2022年も、自分がやりたいことに元気で体を使えるように、ぜひ下記の記事も参考にして健やかにお過ごしください。
2021年大雪の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【イルカ】【キツネ】【白鳥】
あなたは、自分の体の働きを含め、自分自身を信頼していますか?
本来のあなたは、自分の内なるリズムに合わせて生きることで、体を修復する「氣」が枯渇せずに自然界と循環します。
また、その満たされた「氣」によって不要なもの(老廃物、感情)も、自然と排泄・解放されます。
しかし、無理して周りの考えに合わせようとしたり、自分の本心を見て見ぬふりをすることで「氣」が消耗してしまい、循環しなくなる。
今、自分の内側にある羅針盤を信頼する時です。
あなたの内側の羅針盤は、自らが蓋をしない限り、どんな時も天と繋がっています。
頭ではなく自分の肚が感じる望みや好奇心を信頼して、小さな事からでいいので本心と行動を一致させてください。
そのことがいつの間にか小さくまとまろうとしていた自分に気づき、本来のあなたへと心も身体も自己変容します。
※自己変革とは、自分を正面から受け止め、勇気を持って積極的に自分の在り方を絶えず更新すること。
そうすることで、自分で気づいていなかったり、無意識に制限してきたあなたが持っている力を存分に発揮し、今までたどり着けなかった領域に到達することが出来ます。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(冬至)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、12/22(水)冬至にお届けします。
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