自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
白露の漢方養生
白露とは、9/7から秋分(9/22)までの期間。
夜間に大気が冷え込み、草木に朝露がつくことから朝晩の気温が下がって肌寒くなってくる時期のこと。
まだ日中は暑さが残ることもあり、つい薄着で油断して冷えてしまいがちです。
特に明け方の冷たい空気で体が冷やされると、腰痛、首の寝違え、足がつりやすくなるのでご注意ください。
また漢方でも使われている「万物は、5つの要素である木・火・土・金・水から成り立つ」という五行説では、秋という季節は五色で示すと白なので「白露」に使われているとも言われています。
季節が動いて行くと洋服を衣替えするように、ご自分の体からの声を聞いていつもの食材や生活習慣に固定するのではなく、気候に合わせて変化させていくと外側からの影響で体調を崩すことなく元気に暮らせます。
例えば、暑い夏にたくさん食べていたキュウリやトマトなどの夏野菜や冷たい飲み物を減らしていくなどです。
夏は体内に陽気が盛んなため、その熱を冷ますために体の熱を鎮める夏野菜が必要だったり、冷たい飲み物を摂っても冷え過ぎずにすみました。
しかし、外気温が下がってくると、体内の陽気が減って体内に溜めておける水分量が減ります。
また、体内の熱を冷ます必要がないので、それらを摂り続けると体内が冷え過ぎてしまいます。
白露の時期になると、昼間の残暑のために夏の感覚でアイスコーヒーや麦茶を飲んだら、下痢してしまったという話を毎年聞きます。
これは、体の表面が暑く感じても、内臓は、もう冷えていることを教えてくれるサインです。
しかも、五性でみると、コーヒーや麦茶は、ホットで飲んでも身体を冷やす性質の飲み物なので注意してください。
なんだか食欲がない、お腹の調子がイマイチ、やる気が出ないなどの体からのサイン(症状)を受け取っていたら、特に胃腸(内臓)を冷やさないようにすることが大切です。
こんな身体が発しているサイン(症状)をスルーしてしまうと、体のバリア機能が弱って風邪やコロナなどの感染症に罹ってしまいます。
もし、今、朝晩の気温が下がってきて水っぽい鼻水が出たり、むくみが気になる、軟便などの症状があるようなら、内臓が冷えて余分な水分を溜め込んでいるサインです。
このような場合は、下記の記事を参考に内臓を温める養生をしてください。
【内臓を温める養生の参考記事】
一方で、のどの渇き、肌の乾燥や皮膚トラブルなどが今、気になり出した人は、夏の暑さで消耗した体内の陰液(水や血)が回復できずに不足してしまっているサインです。
体内の陰液が不足したままでいると、体内を冷ませなくて熱が体内にこもってしまいます。
そうすると、その余分な熱で、さらに体内の水分が消耗してしまい、体内の潤いが戻りにくくなります。
涼しくなってきているのに、なんだか体に熱がこもって熱く感じて冷たい物が飲みたくなったり、寝つきが悪い、眠りが浅い、便秘がちになるなどの症状が出てきたら要注意です。
このような場合は、下記の記事を参考に消耗した体内の陰(血と水)を回復させ、陰陽のバランスを整える養生をしてください。
【消耗した体内の陰を回復させる養生の参考記事】
体内に留めておける水分量、熱量は年齢や体質によって人それぞれで、かなり違います。
漢方を武器にすると、体からのサイン(症状)の意味がわかり、決まりきった季節の養生だけでなく、今の体の状態に合わせた養生の仕方がわかります。
漢方を武器にして夏の疲れからこの時期に起こりやすい不調の改善の仕方を漢方の理論である気血水や五臓を使って詳しく解説しています。
秋に起こりやすい不調
- 秋バテ
- 乾燥肌
- ニキビ、じんま疹、湿疹などの皮膚トラブル
- アトピー性皮膚炎がひどくなる
- 秋の花粉症やアレルギー性鼻炎
- 感染症にかかりやすくなる
- のどがイガイガして空咳が続く
- 喘息がひどくなる
- 頻尿
- 朝起きた時のめまい
- 急に帯状疱疹になる
- 不正出血が起こる
- 理由のわからない不安感が出る
既に50名近くの方に学んで頂いている動画講座です。
【好きな時間に学べる動画講座】
下記の秋の養生「容平編」の動画講座を活用して、漢方の知識をブラッシュアップして実践で使える武器にしてください。
2024年白露の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【スカンク】【ウルフ(狼)】【アリ】
人生という旅をしていると、順調に進む時もあれば、立ち止まってしまうように感じる時もあります。
物事がうまくいかない時や停滞感がある時、それは「自分にとって本当に大切なこと」を見失い、偏った考えに囚われているからかもしれません。
時には、他の人との意見や価値観の違いから不安や恐れが生じることがあります。
そうした不安や恐れをずっと感じていると、自分の未来を見通す力が曇ってしまいます。
だからこそ、自分をしっかりと持ちながら、相手に合わせるのではなく、お互いの価値観の違いを認め、尊重することが大切です。
また、不安や焦りからむやみに動き回ったり、先が見えない不安に駆られて無駄なことをしてしまわないようにしましょう。
そうすれば、「自分にとって本当に大切なこと」がはっきりと見えてきます。
あなたは、勇気を持って自分にとって大切な考え方や視点をコツコツと表現し、あとは信じて待ちましょう。
その結果、変わるべき時に、人生の流れは自然とスムーズに動き出します。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(秋分)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、9/22(日)秋分にお届けします。
このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。
しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。
それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。
漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。