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自然界からのガイダンスとは、メディスンカードを使って私が自然界と対話して受け取ったもので、心を整えるための内観ツールです。
大雪の漢方養生
大雪とは、12/7から冬至(12/21)までの期間。
山あいだけでなく、街にも雪が降り始める寒さになる時期です。
「おおゆき」ではなく、「たいせつ」と読みます。
今年は暖かい冬を迎えていますがこの大雪からグッと気温が下がり、冬らしい寒さになる予報です!
冷えて乾燥すると流行る風邪(かぜ)、コロナ、インフルエンザなどの感染症。
感染症を漢方的に考えると、自然界のどこにでもある風邪(ふうじゃ)が疲れや冷えで体内の「氣」が不足してくると、私たちの内側に侵入して発症します。
ちなみに西洋医学でも、体温が1℃下がると免疫力が40%下がり、感染症に罹りやすくなると言われています。
そんなことから疲れや冷えに気づかずにそのままにしておくと、思いがけず感染症に罹ってしまいます。
多くの場合、外側からの邪気の侵入を防ぐ働きがある体内の「氣」の消耗は、身体からのさまざまなサインで気づくことが出来ます。
しかし、常に気忙しく余裕がないと、せっかく気づいてほしくて発している身体からのさまざまなサインを受け取ることが出来ません。
つまり、ずっと気忙しくしていると自律神経の交感神経にスイッチが入りっぱなしの戦闘モードになってしまうので、身体からの声(サイン)を受け取りにくくします。
例えば、下記のような症状が出てきたら、その人にとっての「氣」のエンプティサインを意味しています。
「氣」のエンプティサイン
- 食後にやたらと眠気が出てくる
- 暴飲暴食していないのに、胃もたれしてしまう
- 朝起きた時に、まだ眠り足りないような体が重い感覚がある
- 風邪、コロナ、インフルエンザなどの感染症に罹ってしまう
- 何かアレルギー症状が出てくる
- いつも使っている洗剤や化粧品で皮膚がかぶれてしまう
同じ人でも季節や環境、生活習慣の影響を受けて体内を満たしている「氣」の量は変動するので、身体からの声(サイン)を意識して観察することが大切。
そのため、特に気忙しくなる師走は、一日に1回は思考を止める静かな時間を作って身体の感覚を取り戻す必要があります。
このように冬を丁寧にセルフケアして暮らすことは、寒い冬に流行るインフルエンザや胃腸炎などの感染症を予防します。
しかも、感染症を予防するだけでなく、自然界でいう「種」=「生命力を貯蔵する場所」を養うことへも繋がる。
つまり、自然界で種がしっかりしていれば、翌年もきれいな花が咲きます。
これと同じで、この冬の時期をいつも以上に丁寧に暮らすことで、私たち人も生命力が養われ、今の健康だけでなく、エイジングケアにも繋がります。
今年も残り1か月をきりました。
いくつになっても自分がやりたいことに元気で体が使えるようにエイジングケアは重要です。
最強のエイジングケアについては、下記の記事を参考にしてください。
冬の養生もエイジングケアも、生命力を貯蔵している五臓の「腎」のケア(補腎)は大切。
ただし、更年期の不調を改善したり、エイジングケアには、補腎以外にも大切なポイントがあります。
私自身の体験や私がサポートしている更年期世代のお客様から気づかせてもらった補腎以外の大切なポイントを「閉臓編」<女性ホルモンと更年期>の動画講座でお話しています。
「閉臓編」の動画講座でわかること
- 更年期のケアは、いつから始めるか
- 女性ホルモンと更年期の関係
- 氣血水からみた更年期の不調の原因
- 五臓と更年期の不調の関係
- 冬に起こりやすい不調のメカニズムと養生
- 年代別の冷え対策
- 更年期の人が秋から冬にかけて体調を崩すことが増える理由
- 冬のダイエットについて
- なぜ冬の養生に「思考を止める静かな時間を作る」があるのか
あなたも更年期と女性ホルモンの事を知って自分自身をケアしたり、お客様をしっかりとサ
好きな時間に学べる漢方動画講座
<女性ホルモンと更年期>
2024年大雪の
自然界からのガイダンス
自然界と繋いでくれたアニマル達
【アライグマ】【カラス】【クモ】
あなたは、師走の慌ただしさに押されて自分を追い込み、疲れてはいませんか?
外の忙しさに振り回されると、いつの間にか自分に厳しくなりすぎてしまい、寛大な気持ちを忘れてしまいがちです。
この時期こそ、意識的に立ち止まり、心を整える時間を持つことが大切。
温かいお茶を片手に静かな場所で深呼吸しながら、自分と向き合うひとときをつくってみてください。
自分に正直でいると感情に邪魔されることなく、意志を強く持って自分の真実を語ることができます。
そして、言葉と行動を一致させることは、心に深い調和をもたらします。
視界が狭くなりがちな今だからこそ、別の方向にも目を向けてみましょう。
それが来年への新たなチャンスを見つける鍵となります。
以上が自然界からのガイダンスです。
ぜひ、次の節気(冬至)まで意識してみてください。
次回の「自然界からのガイダンス」は、12/21(土)冬至にお届けします。
このような先人達の智慧である漢方を武器にすると、あなたは、あなた自身、家族やお客様の体質改善、病気の予防をお手伝いすることが出来ます。
しかし、漢方を学んだけど、上手く使えないという話をよく聞きます。
それは、漢方を使いこなすための「ある方法」を知らないからです。
漢方薬局で、のべ500人を超える患者さんを治療してきて、独立後1000名以上のお客様をサポートしている薬剤師で国際中医師の藤巻祥乃が発見したその秘密を下記で教えています。
漢方を使いこなして健康をサポートしたい方、自分や家族に活用して幸せに暮らしたい方は、ぜひ下記から読んでください。